銅版画制作の日々

TBが残念ながら終了してしまいましたね・・・・。コメント歓迎です!

ミケランジェロの暗号(2010)☆★MEIN BESTER FEIND

2011-12-02 | 映画:シネコン

 明るさと強さを持ったユダヤ人の姿に心打たれた!

評価:+3点=88点

MOVX京都にて鑑賞。ノルウエ―まだ~むさんから、これ良いよ!とお薦めされていたので、楽しみにしていた作品でした!
はらはらドキドキする場面もありましたが、なかなか面白かったですね。てっきりミケランジェロの絵に暗号が隠されている話かと思ったら、そんな話ではありませんでした。

ここから話の核心部分に触れながら、記事を書いていきます。但しネタばれ含みます。未見の方は読まないで下さいね。

冒頭に飛行機が墜落!乗っていたのは、ヴィクトルとルディたち、これはえぇ~一体??と思っていたら、、、、、。

あぁ~こういう事なのねと。。。ここで2人がお互いにすり替わるという話。ここから物語はどうしてこうなったのかと始まる。


主人公ヴィクトルにはあのモーリッツ・ブライブトロイ。 幼馴染ルディにはウルズラ・シュトラウス(アイガ―北壁)

DVDで先日モ―リッツの「バーダー・マインホフ 理想の果てに」を鑑賞したばかり・・・・。

本作ではオーストリアに住むユダヤ人画商・カウフマン家の息子役で登場。

このカウマン家はイタリアの独裁者ムッソリーニも欲するという国宝級の代物・ミケランジェロの絵を密かに所有していた。
そのことを新進画家の個展の際、イタリア人女性記者から突っ込まれ父ヤ―コプはごまかすが・・・。

その夜、息子のヴィクトルは、兄弟同然に育った使用人の息子ルディと久々の再会を果した際、その絵の隠し場所を教えてしまう。


レナはヴィクトルに、ルディはレナを

  

 兄弟も同然だと思い信用したのが悪かった。絵の隠し場所を教えてしまったのが運のつきだ。実はルディは親衛隊の服と引き換えにこの絵の事を密告していたのだ!

 ルディは親衛隊に、、、、。


いくら信用していても全て心を許してはいけないなあと納得!皆さん絶対秘密にすることはどんな親しい人にも教えてはいけませんよ!(笑)

ヒトラーが国境に進軍。過去にドイツでの画廊も没収された経験から、ヤ―コプは絵画をスイスのチューリッヒに移す決心をする。母と息子ヴィクトルもその準備に追われる。

ところがナチスの親衛隊が突然現れ、ミケランジェロの絵を押収しに来たのだ!ルデイがちくったのが分かり一家はショックを受ける!


ところがその場所から絵は消え去っていた・・・。

実は父が内緒で、、、、、。ネタばれになるので、是非劇場でご覧下さい(笑)


ハンナ・カウフマン(マルト・ケラ―) ヤ―コプ・カウフマン(ウド・ザメル)

あんなに信用していたルディに騙され、結局絵と引き換えにスイスへ出国させるという条件で仕方なく絵を渡すことになるわけですが。

ところがいざ絵を引き換えに、出国させてくれるのかと思いきや、甘かった!何とカウフマン一家は強制収容所へ送られてしまうのです。やっぱりナチスは信用出来ませんね。

騙され騙し、、、、。こうなったら一家も簡単に絵を渡すわけにはいかない!!

ってなわけで絵(これは贋物?)はドイツベルリンへ・・・・。

ナチスとイタリアの同盟を確固たるものにするため、ムッソリーニにミケランジェロの絵を贈るが・・・・。

イタリア人鑑定家ぺロティーニより贋作だと判明!!窮地に陥ったヴィドリェク大佐はポーランドの収容所にいるヴィクトルから本物の在りかを聞き出すようにルディに命じる。

その頃ポーランド、ヴィクトルは父の死を別の収容所から来た老人に告げられ、「視界から私を消すな」という父の謎の伝言をも受け取る。 この伝言が重要ですぞ!!ちなみに絵の在りかのヒントです。

ルディの前に引き出されたけど、ヴィクトルは本物の在りかなど知り由もなかった。だが母が生きているということは分かると、母をスイスへ移してくれたら 絵の在りかを教えるなどとはったりで駆け引きに出るのだ。

ということで冒頭の飛行機墜落シーンへと繋がるのでした。運よく生き残ったヴィクトルはラッキー!死ねば良かったルディも負傷したのものの生き残る。

負傷したルディを何故助けなきゃいけないのか!とため息つきながらも助けるヴィクトル(汗)

墜落した先はポーランドなもので、パルチザンを恐れ、ルディとヴィクトルは衣服を交換。これがまたルディにとって災難な状況に(笑)

何と先に親衛隊が現れ、ルディは囚人扱いとなる。この展開がなかなか面白いですね。

 
かっての恋人レナもルデイでなくてヴィクトルだと知って、驚きながら再会を喜ぶ!

お気の毒なルディ(涙)婚約者のレナに捨てられちゃう。

ヴィクトルはルディになりすます。そして言う事は「絵はスイス銀行の金庫にあり、ヴィクトルと母が立ち会ってサインしないと開けられない」とベルリンに報告。

この無線を軍の無線係をしているレナに打ってもらい成功となる。
母とレナは再会出来きて、一路列車でスイスへ・・・・。同じくヴィクトルはルディとともにスイスへ飛ぶはずが。無線連絡などがばれてウィーンへ、、、、、。

ヴィクトルはウィーンで囚われの身に。。。。。一体本物のミケランジェロは何処に?
ところが政局は一転大きな方向へと大きく変わっていく。

ナチスドイツ、ユダヤ人迫害というテーマだと普通暗くて辛いお話ですが、ここで映し出されるユダヤ人のカウフマン一家は結構したたかで、また生きる強さがあるたくましい人たちで。何だか今までのイメージを覆すようなとてもハングリー精神の強い人柄でした。観ている私たちも 希望を与えてくれる。そんな意味で凄く共感を感じましたね。

ヴィクトルvsルディの最後は一体どんな展開になるのか?ここが見ものですので、、、、。お楽しみに!

さて今回この脚本を手がけたポール・ヘンゲさんのインタビュー記事も見つけましたので是非読んで下さい→こちら

作品紹介(goo映画より)

第80回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した『ヒトラーの贋作』の制作会社プロデューサーが手掛けた本作は、やはり第二次世界大戦のさなか、ナチスと命を賭けた取引をするユダヤ人の物語。ナチスドイツが同盟国イタリアとの関係を強固なものにすべく、必死で捜すミケランジェロの絵の行方を巡るミステリーは、手に汗握る駆引きと裏切り、命を顧みない危険な賭けがスリリングに展開するサバイバル・サスペンスの面白さを併せ持つ。常にユーモアを忘れず、機転で難局を乗り越えていく主人公ヴィクトルを演じたドイツの名優、モーリッツ・ブライプトロイが魅力的だ。ラストの一世一代の賭けはこの上ない爽快感を残す。

 
親衛隊大尉ラウタ―を演じたライナー・ボックは「白いリボン」でドクター役だった俳優さん。

 ヴォルフガング・ムルンベルガー監督

 

公式サイト

 

 

 

 

 

 

 

ジャンル:
ウェブログ
Comments (8)   Trackbacks (15)   この記事についてブログを書く
« 2011年も後わずか・・・... | TOP | 50/50 フィフティ・フィフテ... »
最近の画像もっと見る

8 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
良かったです (きさ)
2011-12-03 09:30:16
なかなか面白い映画でした。
ちょっと題材の扱いは軽いのですが、映画なのでこういう処理もありかと。
使用人がナチスになるという展開は「サウンド・オブ・ミュージック」を連想しますね。
過去の話は割ともたつく感もありますが、後半の展開は結構意外ではらはらさせました。
ラストは良かったですね。
新しい形の戦争映画 (ノルウェーまだ~む)
2011-12-03 10:03:00
こんにちは☆
映画楽しんでいただけたようで、オススメしてよかったです。
私はこの手の映画好きなんですよー
戦争を「人間」のレベルで描いているところがいいですね。
きささん☆★ (mezzotint)
2011-12-04 23:56:15
今晩は☆彡
ナチスドイツ、ユダヤ人強制収容所と
聞くと暗くて重いイメージばかりだったので、
たまにはこういうポジティブな作風も
良いのではと思います。
なかなか上手く作られたのではないかと
思うのです。
ラストはあっぱれヴィクトルって感じですね!
まだ~むさん☆★ (mezzotint)
2011-12-05 00:01:40
今晩は☆彡
お薦め頂き、感謝で~す!
見逃さないでほんまに良かったです。
戦争映画はどうも悲惨な部分でしか描かれて
いないことが多いですが、これは前向きで
とてもすがすがしいかったですよね。
あっぱれヴィクトル!思わず拍手もんでした。
素敵な (sakurai)
2011-12-11 20:02:28
作品でしたね。
粋な運び方に、ニマニマしながら見てました。
邦題はちょっと考えもんでしたが!
その昔見た「僕が愛した二つの国 ヨーロッパ/ヨーロッパ」という作品があるのですが、これもソ連軍とドイツ軍を右往左往しながら、生き抜くユダヤ人の話で、傑作だったのですが、その作品を思い出しました!
暗くないのが良いです。 (mezzotint)
2011-12-12 18:07:16
sakuraiさま

てっきりミケランジェロの絵に何か隠されて
いるのかと思うようなタイトルでしたね。

どうしてもユダヤやナチスというと、毒ガス
で殺されてしまうとか、そういう類のものが
浮かびますが、今回はユーモアや強さを感じる
ユダヤ人の姿を見てホッとしたような。

おぉ~そんなお話が作品にあったんですね。
流石sakuraiさん、色々ご覧になっておられますね。
やっと観れた~ (マリー)
2012-01-14 23:11:50
面白かったです~~~!って言っていいのかな?
ナチもので、こんなに楽しめるとは夢にも思いませんでした。

今まで、戦争ものでこんな気持ちになったことはなかったので、嬉しい驚きでもあります。
一番嬉しかったのは、あの婚約者の女性がすりかわりに気づいて、すぐに合わせた時かな?さま~みろ~~!って思いました(笑)
明るさ (mezzotint)
2012-01-17 01:02:18
マリ―さん

今晩は☆彡そうなんですよ。明るさがあり
前向きなところが良いんですよね。

こんなこと言ったらいけないけど、この手の
作品は哀しさや残虐的なものが多くて、、、。
ラストは観ていてスカッとしましたよ。

post a comment

Recent Entries | 映画:シネコン

Similar Entries

15 Trackbacks

ミケランジェロの暗号 (LOVE Cinemas 調布)
第二次世界大戦開戦直前から終戦までを背景に、とあるユダヤ人美術商の家に伝わるミケランジェロの絵画を巡るナチスと主人公の駆け引きを描いたサスペンスドラマ。主演は『es [エス]』のモーリッツ・ブライブトロイ。共演にゲオルク・フリードリヒ、ウーズラ・シュトラ...
「ミケランジェロの暗号」偽者とニセモノ (ノルウェー暮らし・イン・原宿)
こういう映画大好き! 戦争映画でも暗く・辛くなりすぎず、かといってエンタメに走り過ぎない。 戦争に翻弄された家族が、ホンモノを取り戻すまでの手に汗握る展開にも目が離せない。 久しぶりに戦争がテーマの映画でハッピーエンドが壮快な映画に出会えた☆
ミケランジェロの暗号 (心のままに映画の風景)
1938年、オーストリア。 ウィーンで画廊を営むユダヤ人一族のカウフマン家は、ムッソリーニも欲しがるという国宝級の逸品、ミケランジェロの素描を隠し持っていた。 ある日、息子のヴィクトル(モーリ...
ミケランジェロの暗号 (KATHURA WEST)
ミケランジェロの暗号 原題:Mein bester Feind 2010/オーストリア 監督:ウォルフガング・ムルンバーガー キャスト:モーリッツ・ブライブトロイ、ゲオルク・フリードリヒ、ウルズラ・シュトラウス、他 オフィシャルサイト 《ミケランジェロの暗号》と...
ミケランジェロの暗号 (風に吹かれて)
邦題がミスマッチ公式サイト http://code-m.jpウィーンに住む画商のカウフマン一家が、秘かに所有するミケランジェロの絵。ある日一家の息子のヴィクトル(モーリッツ・ブライプトロイ)は、使用人
ミケランジェロの暗号 (パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ)
窮地に陥りつつあるナチスが、イタリアと優位な条約を結ぶためにムッソリーニへ送るミケランジェロの名画を入手すべく、ユダヤ人画商と駆け引きを繰り広げるサスペンス。出演は「 ...
ミケランジェロの暗号 (迷宮映画館)
これは傑作!痛快作品。
ミケランジェロの暗号☆鍵を握るのは一人のユダヤ人画商・・・ (☆お気楽♪電影生活☆)
400年前、ヴァチカンから盗まれた ミケランジェロの幻の絵画・・・ ナチス・ドイツの戦況を揺るがす名画の行方は・・・
ミケランジェロの暗号 (だらだら無気力ブログ!)
サスペンスだと思ったら喜劇だったのね・・・。
映画『ミケランジェロの暗号』を観て (kintyre's Diary 新館)
11-59.ミケランジェロの暗号■原題:Mein Bester Feind(英題:My Best Enemy)■製作年・国:2010年、オーストラリア■上映時間:106分■鑑賞日:9月19日、TOHOシネマズシャンテ(日比谷)■料金:1,800円□監督・脚色:ウォルフガング・ムルンベルガー□脚...
ミケランジェロの暗号 (こんな映画見ました~)
『ミケランジェロの暗号』---MEIN BESTER FEIND  MY BEST ENEMY---2010年(オーストリア)監督:ヴォルフガング・ムルンベルガー出演:モーリッツ・ブライブトロイ、ゲオルク・フリードリヒ、ウーズラ・シュトラウス 、マルト・ケラー第二次大戦下のウィーン....
『ミケランジェロの暗号』 (pure breath★マリーの映画館)
ナチス・ドイツが探し求めるミケランジェロの絵 その在りかを切り札にした、一人のユダヤ人の、危険な駆け引きの行方は? 『ミケランジェロの暗号』 監督・・・ウォルフガング・ムルンバーガー 原作・・・ポール・ヘンゲ 出演・・・モーリッツ・....
ミケランジェロの暗号 (新・映画鑑賞★日記・・・)
【MEIN BESTER FEIND/MY BEST ENEMY】 2011/09/10公開 オーストリア 106分監督:ヴォルフガング・ムルンベルガー出演:モーリッツ・ブライブトロイ、ゲオルク・フリードリヒ、ウーズラ・シュトラウス、マルト・ケラー、ウーヴェ・ボーム、ウド・ザメル、ライナー・ボッ....
ミケランジェロの暗号 (いやいやえん)
これは面白かった~。 裕福な画商一家の一人息子と使用人の息子という身分の隔たりがありながらも、兄弟同然に育ったヴィクトルとルディ。しかし裏には複雑な思いが秘められており、また、ヒトラーの台頭と共にふたりの友情が一転する。 ルディはナチス親衛隊で出世...
DVD:ミケランジェロの暗号 「知恵」があれば窮地を脱出可能(かも) それがホロコースト真っ最中でさえ。 (日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~)
映画館まで行ったが、既に終了していて断念(わかりにくいぞ!某大手サイト 怒)した今作をDVDでやっと。 期待通り、スカッとした! 今年のベスト10に入ってしまうかも? なので、今更だけど こうしてアップしている。 ユダヤ人画商一族・カウフマン家が巻き込まれ...