「大空」よ力いっぱい大空になれ
日曜日。
Aごんが入賞し習字展で張り出されることになり、京都まで行ってきた。
2時間かけて会場へ。雪がちらつく京都はやはり寒いが風情がある。
全国たくさんの作品の並ぶ中、やっとこさ見つけた字
「大空」
均等のとれた美しい文字たちの中で、彼女の字は少し歪みながらも
一生懸命、力いっぱい書いたよ!
と文字が主張をしていた。
そう、型にはまった「美しい」といううだけの文字でなく、実に子どもらしい、元気のいい文字だった。
昭和のにおいのする、素朴で、素直なこどもの文字だ。
ちょっと特性を持ち合わせている彼女は、上2人に比べ一生懸命やってもスムーズに思い通りにできないことも多い。
この文字も、一画一画毎週練習をして、8か月かかってやっと清書にたどり着けた。
清書もとっって~も頑張ってかいたそうだ。
集中するのも集中させるのも一苦労、
本当に根気よく付き合ってくれた先生のおかげです。
そして何より彼女らしさの文字を大切にしてくださる。
Aごんは、うれしかったようで、帰りの電車はずっと笑いっぱなし。
よかったね~。