metch Happy days

クリスチャンで、韓国で神学を学んでいるめっちの毎日の成長をつづるブログ

母の公式は「みどりのコロコロ×3=母」

2008-08-22 00:07:55 | 家族の話
実家で過ごしていたこの10日間、ある思い出の品を見た。
それは、母の首飾りです。

私が物心つく時分~小学生低学年ごろかな。。。
母が好んでつけていたネックレスでした。
母に抱っこされるといつも目の前にそのネックレスがあって、幼い私は「おもしろいな~」といつも思って目の前にそれを見ていたのでした。

それだけ印象的なデザインだったということ。

金で、鳥かご状に作られた球体の中に、みどりの宝石がコロコロと三つ入ってゆれています。
その三つのみどりの宝石も、まん丸とか、カットとかの石ではなく、やわらかい不恰好な丸が三つ。
子供が目をハートにして面白がりそうなネックレスでした。

「ねぇ、あれある?」と聞いたら母が出してくれました。
みどりの宝石は、ハワイでしか取れない溶岩?らしい。

改めて見ても、変わることの無いみどりのコロコロは、金のかごの中に仲良く入って揺れてました。
懐かしいなぁ。

私は。。。子供を抱くとき何をつけようかなぁ。なーんてまだまださきだけど!

アクセサリーが好きで、かなりの数を持っているけれど、好きでかわいいおもちゃのようなものを購入してしまうことが多くて、これと言う決まったアクセサリーは私は決めてない。
指輪だけは今は、ペアリング一個だけをつけているけど。

オシャレというほめ言葉も時々かけてもらえる私だけど、違ったオシャレもイイナ。
香水も決まったものだけ。
アクセサリーも、私を思い出してもらえるようなひとつを決める。

今は常に気分とその日の服とか、行き先に合わせて全てを変えてます。
でも、そういうのじゃないってのもイイナと、みどりのコロコロを見て思いはじめました。

そういえば・・・、ふと思い出されたのだけれど、横田めぐみさんが、拉致された後に、「お母さんは柑橘系の香水をつけていて」のようなことをお話されていたということに対して、お母様もコメントされていたことがあったっけ。
めぐみさんにそのように言われたことで思い出したけれど、一時期そういう香水をつけてましたと言われてた気がする。

みどりのコロコロのネックレスを見ても、家族のほかの人は「そんなのあったっけ」と思うかもしれないのだけれど、私だけが知ってる「=ママ」という公式なのかも。
めぐみさんの思いの中には、きっとその香り=お母様だったんだろうな。

オシャレ云々、よりも、とても大切な親子の共有した風景にあった柑橘の香り。
私の幼い風景には金のかごの中にみどりのコロコロです。
あのネックレスを見ると、その時の風や光、坂道のぼこぼこまで思い出せそうな気がする。