METALTEACHER Blog

メタル好きの高校教師がいろいろ書いております。

IRON MAIDEN LIVE AT RYOGOKU KOKUGIKAN!

2016-04-26 21:29:47 | 日記
テレビで大相撲中継を観るたびに、本物の迫力は違うんだろうなあ、いつか両国国技館でナマの大相撲を観たいなあと思い続けていた。そして、ついに国技館に行く機会が訪れた。目的はメタルのライブだが。

そもそもチケット入手が困難だった。「POWER ROCK TODAY」の先行予約に臨み、電話受付スタートとともにプッシュボタンを押したが、掛かったのか掛からなかったのか、無言状態がしばらく続き、やむなく一度電話を切り掛け直すも、今度は「お客様のお掛けになった電話は、大変混みあって掛かりにくくなっております・・・・・・」の繰り返し。何度も何度も何度も掛け直し、やっとつながったと思ったら、4月21日(木)のチケットはすべて売り切れというではないか。20日(水)はダメなんだよう、THE WINERY DOGSのライブがあるから。つーか、THE WINERY DOGSのチケットを買ったヤツらがみんな21日(木)のチケットに殺到したんだろ?
しばらく落胆の日々が続いたが、気を取り直し、チケットぴあの先行予約に再チャレンジ。アリーナを含めて可能な限りの希望申込をしたが、結果は、辛うじて一番安いサイド席(それでも10,000円)が当選。でも、席が確保できただけ御の字なのか? 悩んだ末、そのサイド席のチケットを引き替えた。
実際の座席は、ステージのほぼ真東の2階。客席数は、東京国際フォーラムと同じぐらいだろうか。あまり大きくない会場なので、座席の位置としては十分。そして、ステージ裏の様子が丸見えだ。ライブの最中、ブルース・ディッキンソン(Vo)がステージ裏の休憩用テントからゆっくり出てきて、ヴォーカルのタイミングで気合いを入れ直してステージに飛び出していく姿が印象的だった。あと、スティーブ・ハリス(b)がベース・ネックを観客に向けている姿がよく見えた。
セットリストは新譜からのナンバーを中心に、定番曲を織り交ぜる構成。新譜の内容が素晴らしいので、定番曲と並べてもあまり聴き劣りしなかった。もちろん、あれもやってほしかったしこれも聴きたかったが、「腹八分目」の良い満足度である。
それにしても、ブルースの元気なパフォーマンスには呆気にとられる。とてもつい最近まで癌と闘ってきたオヤジとは思えないパワフルさだ。そして、ヤニック・ガーズ(G)の相変わらずのダサい動き。他のメンバーと合わないなあ。まあ、いろんな経緯があっての今の立場だから、我慢するけど。でも、ギター・ネックを突き上げてソロを弾く姿(だけ)はカッコ良かったよ。
この日、一番印象に残ったナンバーは”The Trooper”。入れ替わった瞬間にその曲だと分かるバックドロップ、ブルースの振るユニオン・ジャック、メタルの王道とも言えるリフ、観客のシンガロング・・・・・・。イントロの1音目から最後の1音まで堪能した。

バンドTシャツ1枚5,000円。悩みに悩んだ挙げ句、自宅の収納BOXに詰まっている(ほとんど着ていない)Tシャツ群と、妻や子供達の冷たい視線を思い浮かべ、今回は購入を見送ることにした。

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