散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

初回のチリの日、チリカツ

2014年02月04日 | ★ぐるメタ坊食日記

息子がね、缶とか瓶とか、パックとか片付けちゃったのよ。
まったく新しい配合で、本番のチリの日を迎えた食堂のお母さんに、今回のチリソースのレシピを尋ねたら「メモしておけばよかった」と答えが返ってきた。
むりやり提案して、嫌々やってもらっただけに、食堂としてはこだわりなど微塵もなかった。
ただ、思いついた材料を組み合わせたから、レシピは材料のパッケージを見ればわかると思っていたところ、早々に片付けられてしまったという訳だ。
結果としては、用意した限定15食は、即完売となり、「もう無いの?」と残念がるお客さんが後を絶たなかった。
「次回から、日替わりランチのローテーションどおり、2日間単位で販売する」
誰でも「うまい」といってくれるまで、希少性で勝負していくべきだと意図していたメタ坊とは真逆の販売戦略を宣言された。

よい品物を手に入れようとする消費者の立場と、とにかく利益につなげたい販売者の立ち位置は、違って当たり前。
その距離が離れれれば離れるほど、手の施しようがない。
今年いっぱい、試行錯誤していってもらいたいと考えていたが、このままだと、限定15食が売れなくなった途端に打ち切りになる可能性も現実的になる。

「社員食堂なのに、日替わりランチ700円は高い」といわれていたものの、チリカツを食べた人が「これ700円で採算がとれるの?」と聞いてきたという。
チリソースをかけただけなのに、評価が変わる。
付加価値をつけることで、まったく感じ方が違うようだ。

これまで豚肉100%の和風ハンバーグをランチのローテーションにしていたが、お客さんの反応を直に聞いた食堂のお母さんは、「次回は、牛肉を使ったハンバーグを焼いて、チリバーグでやってみる」と意欲を見せていた。
付加価値や変化を付けて商品を出すことの必要性を感じてもらえればそれでいい。
これ以上のくち出しはやめて、動向を見守ることにしよう。


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