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「コレラの時代の愛」

2009-10-25 | 映画「か」行
1997年、コロンビア。郵便局員のフロレンティーノ(ウナクス・ウガルデ、ハビエル・バルデム)は、
裕福な商人の娘フェルミーナ(ジョヴァンナ・メッツォジョルノ)と出会い、一目惚れ。恋文を
送り続け、彼女の心を射止めることに成功する。しかし、彼女の父は娘を名家に嫁がせると
決めており、2人は引き裂かれる。やがてフェルミーナは、コレラの撲滅に尽力するヨーロッパ
帰りの医師フベナル(ベンジャミン・ブラット)に見初められ、彼のプロポーズを受け入れる。
一方、失意のフロレンティーノは彼女のことを忘れようと、自分に言い寄る何人もの女たちと
閨を共にしていくのだったが・・。



コロンビアが舞台の映画なんて、珍しいなぁと思いましたし、インテリアや風景が
異国情緒たっぷりで良かったです。ただ、もうちょっとラテンラテンしてると
思ったんですが、思いの外、自分が思ってるほどの湿度みたいなのが
感じられなくて、清々しい感じすらしました。

一目惚れした相手を、51年9ヶ月と4日待ち続け・・というと純愛物語
なんでしょうが、そこに至るまでフロレンティーノは622人の女性と関係を
持つんですよね~。それって一目惚れしたけど、結局はふられてしまった
フェルミーナを忘れるためだったりもするし、ある意味治療のようなもの
だったりもしたんですが、なんか違わない?ってチラッと思いましたわ。

でも、その関係した女性を手帳に次々とつけていく彼の様子は、悲しいところ
でありながら、どこかコミカルでもありました。
たった一人の女性を待ち続け、その女性を真剣に愛し続け、でもなかなか
結ばれることがない・・という悲しむべき状況なんだけど、悲壮感が
あまり感じられなかったです。

フェルミーナを待ち続けるフロレンティーノの気持ちが中心に描かれて
いましたが、その部分はとても文学的でもあり、そういったところが
良かったと思う反面、ドラマチックな演出があまりなかったので、
メリハリにはちょっと欠けてたかなぁと思いました。
そのせいか、感動からもちょっと遠ざかってしまっていた感じ。

最初、フロレンティーノの愛を受け入れたはずの彼女が、なぜ心変わりを
したのか、何故あの医者に走ってしまったのかというところが、
どうもよくわからなかったんですよね。そのあたり、もうちょっとじっくり
描いて欲しかったです。女ははやり愛されればそちらにいくものなんでしょうかね。
二人に愛された場合、どうしても障害の少ない方、条件の良い方にいくって
いうのは妥当なんだろうとは思いますが、それでももっとそこんとこ
描いて欲しかったです。

青年期のフロレンティーノを演じていたウナクス・ウガルデから、
その断られるところで、急にハビエル・バルデムに変ったからかなぁ~・・
そりゃ急にあのルックスになればそういう気にもなるよ、と 主人なんて
笑いながら言ってましたが(^_^;) そういう気すらするくらい、唐突な
彼女の心変わりに感じられてしまった。
原作ではどんな風に描かれてるんだろう?と気になりました。

待ちに待って、二人は再び・・となるわけですが、ラストのフェルミーナの
○○は見たくなかったかも。リアルすぎる・・。
でも、そこがこの映画のキモだったりもするわけで、重要な部分では
あるんですけどねぇ~・・。フェルミーナの夫が亡くなった日に、
彼女のもとを訪れるフロレンティーノの無神経さも、ちょっと気になりましたわ。
居ても立ってもたまらん!ってことだけはよく分かりますけど。

ハビエル・バルデムは、年をとってからの方が素敵に見えました^^ 
彼の演技はやはり素晴らしかったし、強烈な個性が出ていて、
この映画にもピッタリでした。
文学的でもあり、映画的には良かったと思うところが多々ありましたが、
ストーリー的にちょっと好みじゃなかったかも(^^ゞ

個人的お気に入り度2.5/5

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6 コメント

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確かに (miyu)
2009-10-25 20:29:55
あまりに唐突な心変わりでしたよねぇ~。
だからこそ後を引いちゃったのかなぁ~って感じでしたけど、
なかなかハビさんはハマっていて良かったですよね。
ラストのはうん、あまり観たくない感じだったけど、
なんつ~かものすごいところがありましたよね。
ちょっと理解には苦しみながらも、興味深い映画でしたね。
怖いもの観たさ (ちゃぴちゃぴ)
2009-10-25 21:33:28
ざざっとストーリーを目にして、うわっ★だったんです。
下半身と上半身の分断された愛というか貞節って、わけわかんないよねー。
(^◇^;)
どうも、私の観るタイプではない映画だなと思いつつ、ハビエルさんだしなぁって。
ハビエルさんだからこそ、まとまりがついたのかなぁ。
622人という治療が、びっくらしかないですね。
ここが分かれ道? (はるはる)
2009-10-26 00:29:42
私は結構好きで、褒めちぎった記事を書いちゃいました。期待させ過ぎちゃったかなぁ‥、申し訳ない‥(苦笑)。

純愛だけど多くの女性と関係する点を許せるかどうかが、この映画の好き・嫌いの分かれ道かもしれませんね。

遥か昔、ちょっとだけ付き合ったことがある男性が、それはそれは自分勝手で「私の気持ちも考えてよ!」という人でした(だから別れたのですが、苦笑)。夫が亡くなった日にやってくるシーンで、あ~、この人も空気が読めないタイプか~と妙に納得しちゃいました。自分本位で空気が読めない男性って結構多いよなぁ‥なんて思ったり。

好きだったのに、ある日突然嫌いになった経験もあるので、彼女の気持ちも何だか判るし‥。私ってラテンの血が流れているのかなぁ‥(笑)。

原作はかなりの長編で、ちょっとだけ齧って断念しましたが、フェルミーナもちょっと変わった女性っぽく描かれてました。読書の秋なので、もう一度挑戦しようかと思っています。
miyuさんへ♪ (メル)
2009-10-26 07:11:01
miyuさん、こんにちは☆^^

そうか~、あの突然の心変わりで
はぁ?なんで??って感じだったから、余計に後を引いたのかもしれませんねぇ。
ハビエルは役にぴったりでしたね~!
こういうなにかに固執しちゃう役って
似合うわぁ~って思いました。

理解を超えてはいましたが、私もすごいもんを見せてもらった・・と思いました。

もうちょっとメリハリつけて、どーんとなにかがあったら良かったかなぁって思ったんですが、文学的な作品で、小説を読んでるような感じがしました。
そこが退屈だったような、良いところでもあったような(笑)
ちゃぴちゃぴさんへ♪ (メル)
2009-10-26 08:51:55
ちゃぴちゃぴさん、こんにちは2(笑)

上半身と下半身と分断された愛ね~・・まさしくそうでしたね~(^◇^;)
彼なりの治療だったあれ・・ですが、しっかり心の貞操は守ったわけですよね。
エレジーもそうでしたが、これも、なんとなく文学的な、高尚な(?)愛みたいな映画、どうも最近ノレない私(^_^;)
心が乾いてるのかなぁ~・・まずいf(^ー^;
なんとなく心に響くことなく、さら~っと見終わっちゃった感じでした。

でも、ハビエルさんはほんとにバッチリ!
彼は凄いわ~!!!とまた改めて思いました。こういった変質的な、なにかに一途になっちゃう役って似合いますよね~。
それをまた上手く演じちゃうんですよね。
それでも恋する・・が楽しみ(*^^)v
はうrはるさんへ♪ (メル)
2009-10-26 09:08:19
はるはるさん、こんにちは~☆^^

期待し過ぎたって事はなかったので、ご安心ください?!(笑)
最近どうもこういった文学的な作品に、
そして純愛っぽい作品に(例えば「エレジー」とか)今ひとつノレない私なんですよ~。困ったもんです(^_^;)
深く心に響かないというか、さら~っと素通りしていく感じ。
かなり心が乾いてると思われ、ヤバイです(笑)

はるはるさん、昔KYさんとお付き合いなさったことがあったんですねぇ~。
いいなぁ(笑)
恋愛遍歴?^^を分けて欲しいです~。
若い頃の恋愛の少なさが、ここにきて心の乾き・・いや渇き?になってるかも(^^ゞ

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