柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

乗除

2019-06-14 08:21:55 | Weblog
95歳まで生きようとするなら2000万円用意しろよの「公的試算」が炎上してますが、これが役所の常套です、あるときは過度の楽観、あるときは危機感への誘導手法です。掛け算割り算で数字を大きくするのですね。今回のように2000万円なんて巨額になると耳目を引きますし圧迫感が甚大です。だから「どうだ!」と示す威力があるというわけです。役所の出してくる数字はどれも眉唾ですよ、たとえばGDPの四半期決算ってありますね、それを単純に4倍して一年分を類推して比較論議してる、あれです。今回のように一か月の赤字推計(あくまで推計ですよ)を12倍してさらにそれを30倍するという無茶です。無茶でしょう?掛け算割り算の罠です。皆さんも気づいておられましょうが、とにかく数字を大きくして脅かす罠です。掛け算は捕らぬ狸の皮算用という楽観を呼びますし、一方ではこんなことやってたのでは一年先ではこう、十年先ではこんなに赤字になる!との脅しにもなります。この一か月の結果がずっと十年続くわけないじゃないですか。これは2000万円試算にも通じます、何か月か赤字が続いたら誰でも工夫しますよね、働きに出るとか支出削るとか。そこを全く無視してますからおかしくなるんです。割り算はノルマの締め付けです。年間にこれだけの利益が必要だ、すれば一か月でこれだけ、一日ではこうだ、達成しろ!これしんどいですよねぇ。私も開業した頃はこう考えてましたが、とてもとても続きはしません。でも真に受ける人はきっといて、重圧に潰されますよねぇ。罠なんです。人は社会は暮らしは毎日毎日同じに見えて違うんです。もちろん反省は要りましょうが、大波小波は被るしかないですから。12倍してそれを30倍する。人の暮らしを無視したまさに机上の空論です。断言します!
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