柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

景気

2019-03-21 10:17:35 | Weblog
景気判断が3年ぶりに下方修正されたとTVが頻りに茂木大臣の会見を流します。一部に弱さがみられるが、といやいや認めて、緩やかに回復しているという従前の文言は取り下げない強情さです。ふむ。それでも10月の消費税のアップに向けて対応すると言い続けるところ(言い続けねばならぬ役職ですけれど)、さてはリーマンショック並みの事態が起こらぬ限りは法律通りに上げると譲らぬ安倍さんにとってはいい言い訳が出来てるんでしょうか。景気は良くないですよねぇ、人手不足も深刻だし。安倍さんも取り下げる理由を待ってる(探ってる)のではないのでしょうか。でもそれにしても、景気不振の理由がいつもいつも外国事情です。昔はアメリカ、今は中国。アメリカがくしゃみすると日本が風邪ひく、なんてバタフライ効果みたいに言われてましたが、今は中国。連中が爆買いしなくなったからと、なんて下品な、情けない理由なんだ?と思いませんか。マナーが悪いとか民度が低いとかあれだけ文句言いながら金落としてくれるから黙ってる図。ま、これも仕返しなんですわ、その昔景気のいい頃に日本人も大挙ヨーロッパへ出かけて行って向こうの人に馬鹿にされながらおだてられてドカンドカンと金落としてたんですから。国内は飽和してる。もう買いたいものがない。車まで売れなくなってる。資本主義の、成功した国の到達点です。次々に貧しい人が混じってくる(購買欲が持続する)国との違い。移民の国アメリカとの違いでしょう。日本は戦後40年50年で飽和しました。モノが国民に行きわたった。田舎町にまで行きわたるまでがあの世界が驚いた経済成長の期間だったのです。三種の神器と呼ばれた白物家電、車、家・・欲しいものが手に入る時代。中国は人口が多い分、その期間も長いのでしょうが、彼の国は国民全員を豊かにという発想がないのでしょうから意外と早くに行き止まる。だから他所に出ていく。日本がそうして来たように、でももっとあくどい高利貸し手口で(一帯一路)。日本経済は他国市場に依存しているわけです。こんなことを私ごときが偉そうに言わずともいいのですが、政治家たちの言い訳がすべてこれですから。だってアメリカが、中国が買ってくれないんだもん・・です。こんなんでいいんですかねぇ。そして二言目には「このグローバルな時代には・・」です。マルクスの予言は外れているのですが、資本主義の限界はあるのでしょうねぇ。大量生産大量破壊の限界。弱いところ(貧しいところ)がなくなるとモノは余るばかりです。だから国内需要を喚起せよ。無責任な経済学者の口癖ですが、どうする?もう最近は閑却視されてますが、国土強靭化政策でしょうねぇ。インフラ保全に全国で取り組む。道路、橋、建物の耐震化や災害対策などなど、これぞ公共事業です。財政出動!東京五輪後の不況対策にもなりますよ。乾坤一擲の奇手ではなくて、地道に。まずはこれじゃないんでしょうか、どれだけ続くかどうかはわかりませんが。
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