柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

試金石

2009-07-30 08:16:38 | Weblog
今次大災害に見舞われた当県防府市は山口一区、高村さんの選挙区でした。河村官房長官は山口三区、お隣でした。新聞によると被災地巡りする麻生さんのそばに高村さんもいたそうですがTVには写りませんでしたね。同区対立候補の民主党の新人若い衆は復興ボランティアにいそしんでいるそうです。この逆風です、いかな高村さんといえども今までのような殿様選挙はできません、そこにこの災害です、選挙民の心はどう動くか。国の力、国を動かす力を見直すか、それともそれを見限るか。今、彼の地の人たちは次の対策を待っています、そこにどう応えられるか、ですね即物的には。当地山口二区でも常に口端に上がっていた(いる)のは「地元の役に立つか否か」という基準です。天下国家も大事なんです、岸佐藤のような人を輩出するのも誇りではありますが、同時に彼らは十分に地元に利を落としました(道路整備が典型でしょう)、それは田中角栄の是非にも繋がります。上ばかり見ている人でも困るのです、そこは歴然たる厳然たる選択基準です。高村さんと民主党若い衆との差は何か。こう設問すれば天地の差が誰の目にも明らかですが、地元民のその期待に応えねばならぬわけです高村さんが。違いを見せねばならないのです。それは何?国を如何に早く動かせるかの手腕です。激甚災害指定を受ける、数々の援助を早く大量に受ける、その口利きです。昨日も書きましたが、不思議に市長が前に出てきません。歯切れが悪いだけでなく動きも悪いのか。来防した首相のそばに市長いましたか?なれば県議、そして高村さんの出番です。首相が早々にやってくるはもちろん選挙活動に違いありませんが、その段取りなども含めてです、官房長官のお膝元でもありますから。山口保守王国の匂いがぷんぷんして、そしてそれは権力を享受できるという大きな利を地元民が体感実感するという好循環を生んでいくのです。民主党の若い衆には逆立ちしてもできぬわざです。図らずもこの時期に起きた大災害でしたが、実は高村さんが今こそ試されている場面なのかもしれませんね。これが柳井だったらどうだったか。さて麻生さん来ましたかね。ここなんですがね。いや、そこをこそ変えなければ!!というのが民主党さんの言い分なんです、それも承知していますが・・ううむ。
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