柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

休暇

2010-03-12 08:22:04 | Weblog
東京文京区長が育児休暇を二週間とるんだそうです。TVは盛んに採り上げます。古館は自分はワーカホリックなので考えたこともなかったがと苦笑しながら、今後はこういう時代だし自治体の長がこういう態度をとることは次に続く人を増やすだろうとコメントしてました。他のTV(といってもNHKしか見てませんが)も歓迎調、よくやった調です。街の声も皆そういうものでした、もっともここには取捨選択、つまり放送側の恣意が見えますが。私ならこう言います、仮にも自治体の長たる者が仕事を放り出すとは何事か?!余人を持って代え難い公人ではないのか?だからただ一人しか存在しないのではないのか?それが育児休暇だ?いや、育児だろうがなんだろうがです。一般人、一般公務員とこういう時だけ一緒になんてのはいけないでしょうに。他に代わりがいてあなたがいなくても構いませんよという人ならどうぞお休み。あなたは自らが望んでその地位に就いた one and only ですわ、少なくとも形式上は(とんだ能無しならこういう表現もどうかと思いますが)。年をとって(44歳とテロップ出ましたか)、結婚して9年経ってやっと授かった子だから育児を楽しみたいとのたまいましたこの区長。がっくりきました。公務公職の重さより自分の楽しみですわ。がっかりです。TVは他に現実に育児休暇とってる人の話も流します、昇級機会を逃しませんか?という問いに、そちらの機会はまたあるかもしれないですがこの歳のこの子を育てることは今しかできませんからと平気です。なるほど、これは考え方の違いですか、そういう風に解決するのが利口な方法なんでしょうが、職種によるでしょうに。ここはちゃんとせねばなりなすまい。この区長は言うんでしょう、私は区長である前に一人の父親でありたいなんてね。あなたは区長なんです!前も後もありません。公職の重さ、公人の務めをどう考えてますかね。そういう根元がおかしいですね。私はそう思います。二週間です。何でも公務員は3年間育児休暇とれるんだそうですが、とりたい人はとればいいのですが、これが時代の流れだなんてことにはならぬはずです。そう思われませんか。
コメント
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