柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

才能

2010-02-27 08:22:22 | Weblog
どの情報番組もフィギィアスケート一色、そして相応の結果で大団円です。まず安藤。この人も後世ビッグツーに隠れて日の目を浴びなかったと評価される、いわば不運の人なんでしょうね。でも客観的に言えばやはり華が足りません。浅田に華があるかといわれれば、幼さの残る日本人顔(典型的な日本人の女の顔じゃないですか、うりざね型で笑うと目が半円を描く、漫画でさらさらと描けるような)はそれこそ隣の娘さんといった風情で、華という次元とは違うのかもしれませんが。硬い感じ(やわらかさに欠けると言うか)、スポーツ選手然とした佇まい、見ていて少し痛々しい。ジャンプも競技っ!という感じが強くて「鑑賞」できない感じではありました。もちろん、ビッグツーに比べての相対論です、あくまで。浅田。滑る順番がショートプログラムのようにキムの先だったらよかったのにという感想がありましたが、そう思うことでしたね、あの結果を見ると。気負い。緊張。当然です。もうとても追いつかないと滑る前からわかってるのは辛いことでしょう。氷を刃で蹴るってのを初めて見ました。あんなに強く蹴るんですねぇ、改めて「スポーツ」と思うことでしたが。滑り終わったすぐ後のインタビューでの涙、こっちももらい泣きしました。インタビュアーが下手くそでつまらぬ質問して、それに気丈に答えようとして、思い溢れての観でした。さぞや悔しかったんでしょう。でも、その下手くそな質問には的確に答えてましたね、あの辺りがインタビュー慣れなんでしょう。頭のいい子なんでしょう。キムヨナ。この人きっとここでやめますねスケート。英語の受け答え聞かれましたか、まるでネイティブです。こっちも頭のいい子ですね。きっと引く手あまたです、これぞ正真正銘のクールビューティー。荒川?吹っ飛びます。ハリウッドデビューでしょう。ボンドガールにオファーが来ますよ。sと4年も同じことやりませんよこの人は。そう思いました。あの勝気な表情は作り物ではないでしょうから。でも楽しめましたね、レベルが高い高い。
コメント (2)
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