柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

成長

2009-04-27 08:19:01 | Weblog
民主党の河村さん、名古屋市長です。この人、民主党の中でも異色で、何度も党首選に出てその都度落ちて、結局小泉さんのようには行かなかったのですが、TVへの露出もその言動の面白さ(およそ民主党らしからぬ物言い、物腰)から多かった人です。TVでは名古屋弁丸出しでやる人でした。語尾は標準語でもイントネーションが名古屋。~だぎゃぁとまでは言わずとも~だわなとかのあのイントネーションです。それが受けてた人です。尤も、確信犯でしょうが。名古屋人はこっちを選びました。とはいえ、選挙相手を全く知りませんからこっちもあっちもない話なんですが、この選挙、明らかに個人を選んだ結果なのに、マスコミは民主党が自民党に一矢報いたとか小沢献金問題が沈静化かなんて見ます。違うでしょうにね。河村さんも迷惑な話なんじゃないんでしょうかね。どれだけ民主党から資金援助があったのかは知りませんが、今の執行部にずっと反発してきた人です。鳩山さんなんかと合う筈がない(外から見ているだけですが)感じの人です、応援に来てもらっても・・だったでしょう。この人ならはっきり「要らん」と言いそうですが、まぁそこは微妙な選挙心理下のこと、できれば穏便になんてことだったんでしょうか。とまれ、この人が選ばれたという事実。国政への影響なんてことじゃなくて、市井の人々の閉塞感を表すのではないのですか?千葉県知事選もきっとそうだったんでしょう。不景気の何のと重苦しい世情がずっと続いている中、一発やってくれ!という期待と山っ気、射幸心というのか大衆心理というべきか。時満ちて人来る、ですか。
 軍艦島の報道が重なります。あんな狭いところに五千人も住んでたという事実。海底深くにもぐりこんで石炭掘り続ける肉体労働。九州の炭鉱の劣悪な労働環境を書いた本を何冊か読んだことがあって、そのイメージが大きく被さります。日本の高度経済成長を支えたものは?なんて大上段ではなくて、「人が生きていくこと」を深く考えさせられる歴史です。あの映像には心が止まる気がしました。
コメント