土曜日、夕方4時あたりから瞬膜が眼の半分まで出てきてて、
普段ビー玉みたいな眼が寒天みたいに輝きが消えてる。
うちに来てからは、声をかけたら一応お返事してくれてたんだけど、
声をかけても、音を立てても耳が動かない。
眼も見えてないのか反応が無い。
お腹の動きで呼吸を確認しようにも、目の錯覚程度に凹むだけ。
息を吹き掛けるとかろうじてお口の周りがピクピクする。
夜8時から仕事だから、
逝くならそれまでに、
と願ったけれど、
やはり生粋の野良なんだろうなぁ。
死ねないみたいだった。
これが我が家の猫なら仕事休むんだけども、私が見てると死ねないみたいに感じて気の毒なので出勤。
ちょい早めに終わったから急いで帰宅。
それでも朝5時すぎ。
声をかけて、お腹の動き確認しながら体に触れる。
ヒーター入れてたから通常体温っぽい。
息を吹き掛ける。
反応無い。
顔をなでまわす。
首が硬直してる。
冷静になって眼を見ると、黒目がまん丸。
口の周りにヨダレの後も無いし、お口も閉じてる。
ああ、発作はあったかもだけど、昏睡したままだから楽に死ねたんだなぁと安堵。
オムツを外す。
汚れてない。
点滴も吸収しきってなかった。
出勤してすぐ逝ったのかな?
チャーちゃんが最期をうちで迎えて、どう思ったかを想像するのはやめた。
チャーちゃんに出会って2年経過して初めて触れたし、お返事もしてくれたし、
本来なら死んだ事も気付かず
最近来ないなぁ
と心配するだけだったはずなのに
お別れも出来る。
治せなかったのは悲しいけれど、素晴らしい時間をもらった。
お疲れ。チャーちゃん。
ありがとう。チャーちゃん。