東京砂漠に雨が降る

2016-03-02 23:08:17 | 日記
信号が変わるのをぼけっと待っていた一昨日、小雨の中、
後ろから自転車が突っ込んで来て、私の体の左側をかすりながら、ぱたりと倒れました。

ええっ、
私のせいで、この自転車倒れたのでしょうか??
立ってただけのつもりでしたが…???

と、焦る。

ただ、そんなに激しくではなく本当にパタリ、という感じだったため、
きっと乗っていた人は起きてくるだろうから、
ともかく自転車のほうを起こそう、
ちょい車道にはみ出しているし…

と思ったのだが全然起きてこない!
女のひとだったのだけど倒れたままであります。
また私は焦り、今度は反対側に回ってとりあえずその人を起こそうと近寄りました。

「すいません、今、左手が使えないんです…」
と、弱弱しいこえ。
そうだったのか、だから止まれなかったし、
転んでも起き上がれなかったのか。

もう一人女の子が来て自転車を起こしてくれ、
二人でサドルが曲がったのとか、
ペダルを直した。
やっと立ちあがった女のひとは左手をブランとさせながら、
しきりに私たちにお礼を言い、
自転車を押しつつよろよろと進み、
それから自転車に乗ってふらふらと立ち去って行った。

全体的にとても具合がよくなさそうで、
なんだか心配になった。
だからといって何も出来ないのだけど…。


普段は全く気が付かないのだけれど、
自分がちょっとどこか痛かったり、具合が悪かったりしたときに、
外を歩いているとつらいことがある。
一番覚えているのは、もう何年も前に、
何が原因か、異常に首が痛くて右も左も見られないくらいのことがあったのだけども、
その時は混んでいる駅の人の流れとかが怖くて仕方なかったです。
向こうから急いでくる人をかわせないし、ちょっと当たっただけでえらく痛いし。
心底ビビりながら歩いていました。

そういうことがあると、
こうやって歩いているたくさんの人がみんな、
ご機嫌で健康体なわけじゃないのよね…と
しみじみ思ってしまいます。
自分はさくさく歩けるけど、前の人はそうじゃないかもしれない。
だからちょっと、気持ちに余裕を持っていたほうが、
いいんだろうね。

しかしあれかな、
人と自転車が倒れていたらやっぱり、
人のほうに行くのが人情ってもんだったのかな、
私は都会の薄情な女だったかしら…嗚呼東京砂漠…。



知らない芸人の名前かと

2016-03-02 11:29:05 | 日記
昨日来た事務的なメールの中に

「ひょい宇内の件」

と書かれていまして、

え???なんかとってもふざけて見えるけれど、
私の知らないうちにこんな案件が出ていたのか??
と思い、
添付された資料をことごとく読み、(いつもは華麗にスルー)
Googleで検索までして、なくて、

ふと気づいた、

「表題の件」

の打ち間違いか…?????




きっと疲れていたか、忙しかったか、とっても眠かったか、

だったんでしょうね。すいません、いつも。