エブリバディ大胆

2015-01-30 22:27:16 | 日記
私はよく思うのです。
今はあって当たり前のビニールとかプラスチック。
でもそういうものがなかった頃って、
例えば魚なんか買ったときどうしていたんでしょう?

うちは両親の歳が歳なゆえ、
そういう時は親に聞け、です。

母曰く、
「魚は経木(木を薄く削った、昔の駅弁の底部分みたいなあれ)に入れてたわねぇ。
それで新聞紙にくるめばだいたい大丈夫」
で、買い物かごに入れる、と。
「でもかごからぼたぼた水が垂れてる人もいたわねぇ」
おいおい!

昔は御用聞きが多く、
肉も魚も届けてくれることも多かったそうな。

父曰く、
「うちに来る肉屋の御用聞きの親父はいつも酔っぱらっていて、
家の庭が斜面になっていたからよく転げていた」
えええ?

また母曰く、
「うちに来てた魚屋さんは、『ちょっと眠らせてください』って言って、
台所の段になったとこに腰かけてひと眠りしてたわよ」
すばらしー。

そういえば終戦後、まだもののない頃の話だったと思いますが、
ご飯を表で炊いていたんだそうです。(たぶん薪だから)
で、おかずのしたくが出来たのでご飯をよそおうとして出てみたら、
釜ごとご飯が盗まれていたことがあったとか。

なんていうか、なんでもが大胆!
熱く、熱くはなかったのか!?

ビニールがなかったら、とか、
小さいことを気にしていた自分がイヤになりました。