生きててなんぼ

2014-09-17 10:36:15 | 日記
昨日の大きな地震、
東京は震度4かな?だったようだけど、
私はビルの6階にいてそんなに大きな地震とは感じなかったのです。
ただ、
いつまでもいつまでも揺れていました。
止まった後も自分が揺れているかのような。

家族からは心配して電話が来たりして、
地震て、いる場所によって感じ方が全然違うんだなと実感。
そういえばあの大震災のときも、
家にいた人は家具が倒れそうだったり、
食器棚の中身が全部揺れる音がこわかったと言っていた。
同じマンションでも部屋の向きによって被害が全然違ったようだ。

私は外にいたのでそういうものはわからなかったかわりに、
駅のホーム、階段、地下、
どこが一番安全なのか上がったり下がったりしてたっけ。
階段の真ん中に防火シャッターがあり、
これが下りてしまって中に閉じ込められるのは嫌だ、
と、
最終的にはどっちにも行けるようその下にいましたが、
もし落ちてきたシャッターにやられたらシャレにならない。
そんなことも考えていました。

外に出て一番恐怖を感じたのは、
高層ビルが揺れているのが見えたとき。
新宿南口の二棟のビルが、
実際は結構離れていて決してそんなことにはならないのですが、
揺れ合ってぶつかりそうに見えるのです。
あれは言いようのない恐怖でした。

映画とかで民衆がビルより高い怪獣を見上げてるあんな感じ。
辺りの人はおそろしげな顔でみんな空を見ていた。

とにかくここにいてはいけない、そんな気がして、
慌てて逃げ家まで歩きました。

今思うとどれが一番安全な行動だったのかなぁと。
とにかく大切なのは生き延びることですからね。
災害はむやみに恐れるより、
どんな時でも生き抜くんだという図太さと知恵が必要なんだと思います。