銀の人魚の海

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NHKスペシャル、大アマゾン最後の秘境、イゾラド

2016-08-08 | ドキュメンタリー NNN、Nスぺ、ガイア、BS世界のドキュメンタリー~など
八月七日、NHKスペシャル、
「大アマゾン、最後の秘境、密林の奥の幻の先住民イゾラド」

の撮影に成功、武器は弓矢、驚異の姿、を番宣でみて興味をもち見た。

真実、彼らのアップは驚愕の姿だった。

四回目、三回の見逃しが残念と思い
雑誌で調べたら、6月12日に三回目が放映されていたが
アマゾンの他の話だった。

アマゾンシリーズということみたい。

ナレーションは、ぼそっと聞き取りにくい松田龍平。

イゾラドはアマゾンの森にいる、先住民を指す。

ペルーのある川から船で三日間かかる場所で、イゾラドと接触できるので、

NHKスタッフはペルー政府調査団と交渉し、一緒に船で奥地をめざす。

モンテサルバドールという集落(~族)がある。
ここには十家族、100人が暮らす。

この近くでイゾラドが出現している。

ペルーにあるイゾラド調査団は、これまでに七回彼らを目撃している。

七回も出現という事実、これは過去、100年なかったそうだ。

この集落には、森でイゾラドに出会ってしまい、毒矢に刺されたが、
奇跡的に助かった青年が映る。

胃、腎臓がだめになり摘出したのか、傷が痛々しい。
トラウマになっていると語る。

2014年、イゾラドがこの集落近くの川の向こう側に、10人以上出現。
弓矢を持っている半裸の男たち。

集落は襲われるのではとパニックになり、唯一鍵のかかる
小屋にこもった。

集落の長が近づき、弓矢を下ろしてくれとたのむ。

かたことではあるが、少し言葉が通じる。

バナナをプレゼントすることになった。

彼らはバナナ、これかなりの量、持ち帰り、森へ去った。

そして、次は家族115人、大集団を連れて出てきた。

「マシュコピーロ」とは姿を見せたイゾラドのことで、
凶暴で、野蛮な人間の意味。
彼らを、そう呼んでいた。

バナナがほしい、女はいないのかなど、
川をはさみ、かたことで話すことはできた。

動物のまねをしてほしい、というと、していた。

2014、11月、NHKスタッフがサルバドール集落に着く頃は
雨季になり、イゾラドの姿が見えなくなった。

森へおりて調べて見ると、陸亀、バナナ、カピパラ、野ブタを食べた跡が残っている。

八十年代に伐採業者が来て彼らとトラブルがあり、イゾラドは森へ逃げた。

その後モンテサルバドールの人と出あうようになった。

201412月、
モンテサルバドールは、かれらに襲われた。

家、服など全て破壊され動物は殺され、そこから脱出をした。

ペルー政府が森を調べたら、カエルの死がいが、つるしてあった。
これは拒否の印だそう。

2015年八月、モンテサルバドールから150キロは離れている

シベチアル集落で、青年が弓で殺害された。

見事、心臓を的中!

矢の形が違うので、別のグループがいるらしい。

この集落は少し文明化しているが、
イゾラドが文明化をおびやかしているようだ。

ペルー政府はイゾラドとの接触基地をつくり
なんとかしようと、基地で彼らを待つ体制をとっている。

友好関係を作れれば、気づきこちら側にきてもらえるのではないか。

六十年代のイゾラドとの映像もある。

コロンブスが来て500年。

イゾラドは激減し、今では五ヶ所の森にしかい場所がなく、
多くても500人しかいないという。

文明化での病原菌が彼らを死亡させてしまう。

そして、またあらわれた。

10回目の接触、芋をわたす、握手する。
またバナナが欲しいという。バナナをまっていると。

11回目の接触は、NHKのスタッフも一緒にとなる。

病原菌をうつさなうよう、すべてを接種したスタッフも船に乗り、
「ノモレ」という先住民の言葉、「友達」、だけを覚えていく。

彼らは、怖がらず近くに来て、彼に興味を持つ。

ノモレ、ノモレと返す。

カメラが回っている、小さい見えないカメラなのだろう?
カメラのことは言わず、服に興味を持ち、脱いで欲しいという。

一人の娘は、どこかに落ちていたのか、
Tシャツをきているので服がほしいのか?

ノモレ、ノモレのみ答える。

カメラはアップで彼らの顔をとらえる。

知らない男がきたので、あなたは誰?

子供に何かはしないよね?と母が言う。

ノモレ、ノモレ、

21分の接触、スタッフは、恐怖心もあっただろう。矢は持っていなかったが。

これは、ネットで、かなり怖かった、というようなスタッフの言葉があった。

12回目の接触、HNKは、かれらに質問をしてほしいとたのむ。

文明をどう思うか?

幸せか?

なぜ青年を殺したか?

回答、

文明の人は怖い、幸せはわからない、先に殺されたので殺した、だった。

三ヶ月後、この家族は森へ帰るといい奥へ消え、
現在まで一度も現れていない。

曲はシガーロスだと思う。

専門家は、イゾラドは二、三年後には絶滅すると語る。

大アマゾンは未知なるものを消し、一つの色に染まっていく。
これが時代、歴史というものだろうか。

コロンブスから現代へ。

密林の家族の姿、人はこんな風にも生きている。

ネット検索で写真なども多数ヒット。

家族など、顔が似ているのは近親相姦でとあり
そうかと感じた。

文明と接触しないで、長く生きてきたイゾラドとは
違うが、ロシアにいた隔絶された一つの家族の話、

かなり前「アガフィアの森」という本を読んだ。

これは、ある一家族が森に残され、他と接触せず自給自足で生きていくが
ついに発見される話だった。

ここでも、父は、兄弟で近親相姦にならないように考えていた。
ロシアは寒いので、しっかりした家もあった。

アマゾンは裸でも暮らせる気候、食べ物も探せばある。

雨季の雨は、やしの木でふせいでいるのか?
今は、家はないと思う。

ロシア家族も想った、
アマゾン、驚愕のドキュメンタリーだった。

彼らは、今夜も、どこかで生きている。

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