銀の人魚の海

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ボーダータウン~権力の闇

2008-11-20 | 2008年鑑賞新作映画
気になっていたが、雑誌の評がとても悪く迷いつついて
もう終わりそうなので見た。

久々のジェニロペ(双子の母になった)は記者、シリアス、社会派物で、
あまりメイクもせず、意外とあっていた。
男性はバンデラス、M・シーンも映画では久々。

監督は「フリーダ」の方。
メキシコ人?雰囲気はとてもよく出ていた。
映画としては普通。

メキシコ、93年から15年間に5千人の貧困層少女が
レイプされ殺人とは!驚き以上の事だが
メキシコでは、どうってことないよ!と
警察も多分わいろをもらい(映画ではでない)見てみない、
適当に事件を処理している現実を考えると
メキシコという国も相当な問題を抱えているなと思う。

バンデラスは撃たれるが、外から車でで、ゴルゴ13でないと
命中しなさそう、はちょっと・・

彼が「火事はしょっちゅう」と言うが、あのシーンで
何故、火事が起こるか理解。

メキシコと言えばまず思うのがG・ガエル君が有名になった
映画祭グランプリ作「アモーレスペロス」。
この映画は都市部で、それほど貧困ではなかったが
メキシコの香りは、この映画同様。

あとブラピとJ・ロバーツの映画、何だっけ?
も途中からはメキシコだったはず。

「アモーレス」ではカトリック信仰が強く出ていたが
ここでも少女はマリア様のネックレスを大事にしている。

こういう信仰心がもっと皆にあれば、こうはならないと思うが
カトリック信者は少ないのだろうか?
原住民宗教のこともでてくるから、さまざまな宗教があるのだろう。

重い話だが雑な展開もあり、女性だけで、一人で
あんなこと~という疑問も持ったが
実話なので知らなかった中米の現実を見られよかった。

米の会社で働く少女たちを見ると、事件もあるが
彼らにとってはここで稼ぐことが生活のため、生きるため
必要なのだとも感じた。


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