銀の人魚の海

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天安門、恋人たち・追記

2008-09-06 | 2008年鑑賞新作映画
昨日鑑賞で感想をいれたが、家族と少し話したこと、
考えたことなど加筆したい。

ここでの北清大学は北京大学と清華大学の1文字をとって
名づけたのだろうと思った。

清華大学は今、北京大学より難関の大学かもと夫は言う。
だからヒロインはかなり優秀な女性だと思う。
だからこそ、何か焦りを感じたのか・・
それでのSEXだったのか?
別れだったのか?

地図を見ると中国の広さを改めて感じる。
彼女が住んでいた町の名は忘れたが東北部とある。

ここから80年代に北京の大学へ通わせるとなると
相当、お金がかかるはず。
父が木箱から出したお金では足りないし、バイトなども
おそらくないだろう。
経済的な点では難もある。

皆、それほど切り詰めて生活してないようだったから。

上海が自宅の学生は裕福だろうが・・
他の地方出身者では当時、北京の大学への通学は
かなり大変だったと思うが、父は小さな雑貨屋だった。
他の商売でもしていたのかな?

他の地名、重慶までも北京からは千キロ以上あるし
ヒロインの東北部も同じような距離だ。

遠くから北京へ出て大学生になり生活可能という
環境はかなり恵まれていたことになる。

監督は43歳、まだ子供で文革を知らない世代だ。
上海生まれで地方の状況はそれほど考えずに
これを撮ったのだろうか・・

天安門事件、世界史年表には小さく書かれている。
チラシでも死者は300名と。
事実は闇の中だ。
学生から始まった民主化運動が、地方に広がることを
恐れた政府は、戦車で学生をひき殺したようで
死者の数は公表されていない。

06年の大学進学率を見ると1位、フィンランド、2位韓国。
日本は35位。中国は87位だった。

言われている韓国の受験過熱がわかる順位だった。

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