mercy邸には必ずルンバが止まっちゃうトラップがあります。
それが吹き抜けです。
といっても、吹き抜けが悪いわけじゃないんです。
厳密には吹き抜けの手摺りの構造が悪いのです。
mercy邸の吹き抜け周りの手摺りには、
南海プライウッドという会社の既製品を使用しています。
上階用アルミ手摺セットのフレームタイプです。
で、その手摺りの下には、
吹き抜けから物が転がって落ちることを避けるための見切材を施工しています。
詳しくはこちらの記事を見ていただければわかりやすいかと。
で、2階床面と手摺りのフレームとの間に約10㎝程度の隙間があります。
10㎝といえば、ルンバにとって充分に入り込める高さです。
一方、見切材の高さが1.5㎝ほどです。
1.5㎝といえば、ルンバが乗り越えられる高さです。
だから乗り越えちゃうのです。
といっても乗り越えるのが悪いわけではありません。
その先にある吹き抜けの段差を感知して、方向転換しますから。
問題は、段差を乗り越えたときに、
上にある吹き抜け手摺りのフレームとの間に挟まっちゃうのです。
キュッと挟まるわけではなく、
進もうとしても吹き抜けがあって進めない、
戻ろうとしてもフレームが邪魔になって戻れない、
方向転換しようとしても床の段差が邪魔になって方向転換できない、
というルンバ包囲網のような状態ができちゃうのです。
上から見ても動けない
下から見ても動けない
トラップにかかったルンちゃん。
あぁ、かわいそう。。。
正直ね、この現象はいかんともできません。
唯一の対処法は、止まってしまったルンちゃんを別の場所に移動し、
リスタートボタンを押して、掃除を継続してもらうことです。
でもこれって、事後の対処であって防止策じゃないですよね。
いっそのこと、仮想的に壁を作れるバーチャルウォールを使って、
ルンちゃんが吹き抜け周辺に寄りつけないようにしてやろうかとも思いますが、
今のところは不在時に2階をルンちゃんに掃除してもらうことがないので、
“止まれば助ける”というアナログな対応に終始しています。
物理的にDIYで吹き抜けパネルにスカートをはかせる、
なんてことはインテリアを考えるとNGですしね。
この現象が起こることを知ってからしばらくは、
何か防止策がないかと、ない知恵を絞ったものですが、
当然の結果として、ない知恵からは何も出て来ず。
4ヶ月経った今も、アナログ対応で済ませているmercyです。
では。
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