映画雑記3

2006-08-29 00:06:01 | 映画
映画雑記第3弾です。
先日、i,robotという映画をCSで見ました。題名と前宣からこんな映画だろうなと思っていたとおりの映画で、ある意味期待通りでしたね。
下2人の子どもの面倒を見ながらでも鑑賞できたので、引き込まれるわけでなく途中でやめようと思うわけでもなく中庸程度の映画でした。ストーリーはまぁいいとして、ロボットものの映画って昔からロボットの暴走でトラブルが始まるって相場が決まってますよね。この映画もご多分に漏れず、無数のロボットが暴走しまくってくれます。さらにそいつらみんなを操る親玉がいて、そいつを制することによってロボットの暴走もなくなるというのもお約束どおりです。そりゃ2~3人の人間が数万体のロボットをすべて壊せませんしねぇ。そういう都合のいい親玉がいないとね。スターシップトゥルーパーズも同様のパターンでした。
で、ラストシーンはロボットが保管庫へ行くよう指示されて、すごすごと保管庫へ入っていくシーンなのですが、はたとロボットたちが立ち止まって同じ方向を見る先に、今回のドタバタ劇で唯一人間に協力したロボットの生みの親である博士が作ったロボット(特殊なロボットで自分の意思を持っている)が立っている・・・というものです。これもどうとでも取れる終わり方です。保管庫に入れと命令されて、普通ならわき目もくれず保管庫に入っていくはずが、立ち止まってみな同じ方向を向くというのはありえない話です。これは人間から見てポジティブなものなのかネガティブなものなのか、それはこの映画を見た人の捉え方というところでしょうか。僕には正直わかりません。でも、ロボットを信用するかといわれれば信用できません。というのはロボットを作る人間が信じられないからです。別に人間不信なわけじゃなくて、人間のすることに完璧はないと思ってるので。自分を基準に考えるとそうなるってだけのことですが。映画界でも、そうじゃなきゃ映画にできないので人間のやることに完璧はありません。
音楽もそれほど記憶に残るものではなく、映画の最初にちょこっと流れるスティービーワンダーが、おっ!と思うくらいでした。ウィルスミスのキャラクターともシンクロしてます。こういう映画って原作を読んでみたくなりますよね。題材がいいだけに、原作はきっとすっごく面白くて考えさせてくれるんじゃないかって期待できます。
では。

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