時にはこんな考え方

2022-07-01 13:23:10 | リーダー
開き直りが必要な時がある、と人は言う。
同感だ。
徹底的に追い込まれるからこそ、たどり着ける境地がある。
いわゆる禅の世界の考え方とでもいうべきか。
どうしようもない状態まで追い込まれたら、開き直ることによって通れるようになる道もある。
経験なし、知識なしで仕事をしていた令和3年は、開き直りが必要な年だった。
ただ、開き直ったからといって、知識や経験がないことは変わらない。
できることなんて知れている。
私の場合、開き直ることによって、自分が傷つかないようにしていただけだ。
“おれにできるわけないよ。だって素人だもん”
こうでもしないと、とてもじゃないが精神が持たなかった。
どこまでもちゃんとできることを求めることは、私の心にとって非常に危険だった。
だから、開き直った。
自分を守るために、傷つかないために。
居直りと言われても仕方がないレベルで。
私の場合、開き直ることによって、自分が精神的に病まないという道が開けたわけだ。
果たして職業人として、決してこれはいいことではないのだが、私個人的には休まず仕事をできたので結果オーライだと思っている。
ただ、周りの人間からすると結果オーライとはいかなかったかも知れない。
恥ずかしながら、今回は自分を守る方法についての記述になってしまった。