開かずの間を開けてみよう

2010-02-17 20:49:01 | 日記
高性能住宅を標榜するmercy邸。
その恩恵を最大限に活かすため、屋根裏というものがほとんどありません。

子ども部屋と寝室はロフトとして使用していますし、
吹き抜け、廊下、フリースペースはすべて勾配天井にしています。
徹底的に屋根裏を作らなかったんですね。
それでもパイプスペースとして必要だからという理由で、
唯一、寝室に接続するWICには屋根裏が存在するのです。

実は入居後、1度もこの屋根裏に続く扉を開けたことがありませんでした。
というのも、点検口の前に小説やらマンガやらの本を山のように積んでいたため、
物理的に開けられなかったのです。
先日、機会があって山積みの本を整理することができ、
晴れて屋根裏を覗けることになりました。
覗くだけで、掃除とかしませんけどね。

この屋根裏、寝室のロフトの壁に点検口が設置されていて、
そこから中を見ることができます。
相変わらず固定電話機の本体が、忘れ去られたように置かれています。
こちらで記事にしたとおり、本体はロフト設置なのです。

この点検口がまた開けにくいんです。
マイナスドライバーでネジをまわして、
こじ開けるようにして扉を開きます。

さて、中身のほうはいかがでしょう。
髪の毛とか落ちてたら・・・恐いですねぇ。
誰かが住んでいたら・・・・もっと恐いですねぇ。

幸い、中身に異常はありません。
構造材が丸出しになっています。
って、あたりまえですね。
細いパイプは各部屋へのテレビ配線やLANケーブルの配線ですね。
構造材を補強する金具も、久しぶりに見ました。

床にはホコリが溜まっています。
画像左下の梁に、ホコリの溜まり具合を確認した僕の手の跡が確認できるでしょ。
画像上のダクトは、mercy邸の換気の要である24時間換気システムのダクトです。
考えてみると、ここはmercy邸で唯一、
常時換気が行われていない場所なんですよね。
充填断熱じゃないので、柱間が通気層になって、
完全に密閉された空間ではないのですが、
空気環境オタクとしては、やはり夏や冬の空気の状態が気になるところです。
機会があれば、温度湿度を測定してみたいと思います。

また、ちょっとした倉庫としても使えるんじゃないでしょうか。
これだけのホコリがあるので、多少汚れても問題ないものじゃないと置けないですけど。
何か放り込めるものがないか考えてみましょう。
では。