お部屋紹介8 ~ダイニング~

2009-02-02 00:49:11 | 間取り&お部屋紹介
ダイニングの紹介です。
といってもこれといって紹介して値打ちのあるようなものはございません。
リビングとキッチンともに隣接した6畳のスペースというだけの話です。

ダイニングには高さ2.2mの通常より少し高い掃出し窓を設置して、
そこから4畳半程度の小さなウッドデッキへ出入りするようにしています。

階段がなかったらもっと大きな掃出し窓をつけて、
もっと大きなウッドデッキを作って、
より開放的な空間にしたかったなと思います。
先立つものが必要ですが(汗)
そうそう。階段なんですよ。
mercy邸№1の後悔ポイント。

階段については後日、ゆっくり記事にするとして、
ダイニングでプランニング中にとっても苦労した記憶があります。
それはダイニング照明の位置なんです。
ダイニング照明をペンダントライトであるPH5にすると決めていました。
ペンダントライトということはダイニングテーブルの中心に垂れる必要がありますよね。
その中心がどこになるのか、めちゃめちゃ迷ったのを覚えています。

考えるポイントとしては。。。
①ダイニングテーブルの大きさ
我が家は5人家族ですが、今は結婚のときに買ったダイニングテーブルを使い続けています。
子どもが小さいので間に合っていますが、あと5年もすれば手狭になっちゃうでしょう。
そうなると買い替えることになるのですが、今より大きなサイズのテーブルが必要になります。
では、ダイニング照明は今のテーブルの大きさに合わせるのか、
それとも買い替えるテーブルの大きさを予想してそれに合わせるのか、迷うところです。
②ダイニングテーブルの位置
まず、ダイニングテーブルを置く方向を決めなきゃなりません。
それからキッチンから離して置くのか、くっつけて置くのか。
ダイニングテーブルは長方形が多いので、このへんを考えなければならないですよね。
③将来的な周辺環境
これ重要です。
新築当時はものがなくても、生活を始めるとどんどんと色んなものが必要になります。
そんな過程で、ダイニングスペースに家具や収納グッズを置くことになるかも知れません。
そんなことも考えに入れておいた上で、ダイニングテーブルの位置を決める必要があります。
現にmercy邸では、入居後に(半ケツ)ワークカウンターを設置しました。
これはこれで当初の計画に折り込んでいたのでいいのですが、
この先、どんなニーズが出てくるかわかりません。
将来的な生活を想像する。。。。
家づくりにおいては最も必要なことかも知れませんが、とっても難しいです。

とまぁ、そんなこんなで下した結論は、
将来的に必要となりそうな大きさのダイニングテーブルをキッチンに垂直に、
キッチンから20㎝離して置いたときのテーブルの中心になるように引っ掛けシーリングをつける、
さらに、40㎝のカウンターを壁につけることを想定して、
椅子の引きシロがある程度に壁から離す、でした。

・・・・・・・・・。
文字で書いてもわからないですよねぇ。
間取りを見ていただければ、少しはご理解いただけるかと思います。
階段上り口に近いということも悩ませる原因でした。
階段とダイニングテーブルをどの程度離すべきなのか、
立体的に検討するのが難しいんですよね。

まぁ、大は小を兼ねますから。
あまり失敗にはならない選択だったと思いますが、
これだけの答えを出すのに、ビルダーに何種類もの図面を描いてもらって、散々悩みました。
嫁さんに相談しても“どこでもええで”とかそっけなくあしらわれて、
涙にむせびながら検討したものですから、
最後には図面が波打ってました。・・・・というのは冗談。

先ほど触れたワークカウンター。
mercy邸の竣工後になりますが、
ダイニングスペースの一角に長いカウンターをつけて、
ワークスペースにしました。
パソコンや勉強もこの上でできればいいという意図です。
でも、ワークスペースとして活躍しているのは、
パソコンスペースのごく一部だけであって、
その他の部分は完全に飾り棚になっちゃってます。
勉強なんてダイニングテーブルやリビングテーブルでできますしね。

そうそう。
記事を書いていて思い出しました。
昨年、雑誌の取材を受けた時に大きなセッティング誤りがあったんです。
この記事のLDKの写真を見て、なにかお気づきになることはありませんか?
1号の足が太い?
そりゃ確かにそうなんですが、それは誤りではなく遺伝です(笑)
ダイニングテーブルとダイニングペンダント。
そう。ズレちゃっているのでございます(汗)
テーブルの中心に照明がありません。
これはヌケ作でした。
ま、撮影しているプロの写真家が気付いてないのですから、
雑誌を見た人で気付いた方は皆無かも知れませんが。。。。

ということで、特に変哲のないダイニングを長文で紹介させていただきました。
次回は子ども部屋です。
では。