僕の仕事は現場に出る機会が多く、
草むらやヘタするとぬかるみまで歩かなきゃならないことがあります。
事前にそういうことがわかっている場合は長靴で出かけますが、
思いもよらず、そんな場所に踏み込む場合もあるのです。
なので、仕事用の靴はとっても悩みます。
安くて丈夫、だけを主眼に置いて探すと品揃えは豊富なのですが、
やっぱりデザインも気にしてしまいます。
あまりにもおっちゃんくさい靴はイヤなんです。
長く履いていたビジネスシューズが随分ヘタってきたので、
買い替える必要がありました。
で、色々な靴屋を探して回ったのですが、コレというものがありません。
ちなみに条件は。。。
値段は３千円以内。
合皮であること（３千円以内なら当たり前ですよね）。
脱ぎ履きが楽であること。
あまりにも芸のないデザインじゃないこと。
この程度です。
こんな条件で探していて、先日、近くのイズミヤで思わぬ掘り出し物を見つけました。
これです。
デザイン的に、ちょっとイキった感が強すぎますが、
決め手となったのはその値段。
何と１，９８０円だったんです。
用意していた予算から千円のおつりが来るほどです。
もちろん合皮で、草むらに入っていくことも躊躇しません。
本当かウソが知らないですが５千円オーバーの金額が消されて、
１，９８０円になっていたのです。
即決でした。
今はこの靴で、セカセカと仕事しております。
安もんのクセに履き心地は悪くありません。
歩くときにカシャカシャという金属音がちょっと気になりますが。
うれしくって後輩に自慢してしまいました。
あ、うれしいというのは靴自体ではなく、
靴を２千円でゲットしたことを指しています。
“この靴、１，９８０円やねんで。スゴいやろ”
後輩は気をつかってくれているのか、
“スゴいですね。これは１，９８０円には見えん！安くても２，２００円くらいでしょ”
とボケてくれます。
すかさず、
“１，９８０円と変わらへんやないか！”
と軽いボケ突っ込みを繰り返しながら、日々は過ぎていきます。
では。