ヘタレ子ちゃん、もしくは泣き虫ふにゃ子

2006-11-10 22:10:39 | 子育て
“家作りの小難しい話ばっかり書いてんと、子どものことも記録に残してよ!”と嫁さんから叱られたため、小難しいってのは余計やとひとりごちつつも、最近は子づくり・・・じゃなくて子育てにも比重をかけているこのブログです。でも子育てなんていくら書いても、読んでいただいてる方は面白くもなんともないんじゃないかと慮りますが、これはあくまで単なる記録ですのでご容赦ください。
娘1号です。おしゃれが大好きで、泣き虫で、かわいい1号なんですが、赤の他人が見ると単なるこぶたかもしれません。一年程前からスカートしかはかないとダダをこねるようになり、服もお気に入りのものを好んで着るようになりました。ハイヒールみたいなサンダル(娘はガラスの靴と呼んでいます)をカンカンならしながら歩くことがうれしいようです。ちょっとかかとが高いので、僕としてはサンダルを買うことに大賛成というわけではなかったんですが、保育園には履いていかないという条件で仕方なしといったところですね。ただ、保育園には手足の爪にマニキュアを塗ってくる子もいるそうで、それもうらやましがっているのですが、マニキュアは許しません。あきれるほど自由な保育園です。
繰り返しますが1号は泣き虫なんです。なんかあったらビービーと泣いてしまいます。それがかわいくもあるんですが、これから人生の荒波にもまれなければならないのに大丈夫かなと心配です。ちょっとしたこと、例えば晩御飯を食べられないので怒られるとすぐに泣き出したり、自分がチビ(クラスで一番背が低い)だと言って泣き出したりしたこともあり、なだめるのが大変でした。僕がつけたあだ名はヘタレ子ちゃん。そう呼ばれると怒ります。最近つけなおしたあだ名は泣き虫ふにゃ子。今度は仰々しく苗字までつけてあげたのに気に入らないようで、そう呼ばれると怒ります。怒ってたたくんです。友達なんかには決して手をあげないのに、僕には暴力放題です。
ただ、優しくて感受性が豊かです。楽しいときには思いっきり笑い、悲しいときには思いっきり泣きます。ちょっと泣きすぎですけど。また、よく物を置き忘れます。先日も近くの公的施設に遊びに行って大満足で帰ってきたのですが、大切にしているラブアンドベリー(わかる人にはわかりますよね)のカードをベンチにほったらかしにして帰ってきました。幸い、誰かが落し物として施設の事務所に親切にも預けてくれたらしく、手元に戻ってきたのですが、いつも大切にしているものを忘れるとは、ほんと大胆不敵なやつです。あんまり几帳面に育つとしんどいかなと思っているので楽天的に育てよう、“まぁいっか”と言える子に育てようとしていたのが、そうなりすぎたかなって感じです。
5歳ともなると同じクラスの女性陣と色々あるようですね。誰が誰と仲がいいとかそれをねたんでる誰かがいるとか、誰かとけんかした誰かがあの子と遊んだらあかんでと耳打ちしたりとか、現代社会の縮図です。子どもは子どもなりに大変な世界に生きています。口だけは達者な泣き虫ふにゃ子ちゃんですが、どうか周りに左右されずに、まっすぐ元気に育って欲しいと思います。
では。