禁断の時間を寝過ごす

2006-11-01 20:52:39 | 子育て

昨日はやっちゃいました。子どもを寝かせつけてたら、一緒に(むしろ先に)寝てしまったのです。そのため、不本意ながらブログ更新は虫食いになってしまったのです。夜、ふと目がさめて自分が寝てしまったこと、それに伴い自分の時間がなくなってしまったこと、さらには自分の時間を作るためにがんばって子どもたちを早く寝させた努力が無駄になってしまったことに気付き、大変なショックを受けました。半分は睡眠の中で知った事実にショックは受けたものの、再び睡眠の大きなうねりが来ると、当然ながらそれに抗うことはできず、気付いたら朝でした。朝、目がさめて自分を取り戻すとまた大きな後悔が眼前に迫ってきます。何のために3人の子どもをわやくちゃになりながら風呂に入れたのか。何のために息子を弾き飛ばしながら娘2人の歯をみがいたのか。何のために・・・。すべてはあの小悪魔たちの就寝後にネットや読書や映画を楽しむため、つまり禁断の時間をゲットするためだったのです。すべての努力が報いられて、子どもたちは9時半に寝たというのに、僕は9時25分に寝てしまった後悔。嫁さんはそんな僕の努力の報いをひとりで享受し、日付が変わる頃までまったりと過ごしたそうです。ちくしょー!

昨日は帰ってからご飯を食べるとすぐに、娘1号が“遊んでよ!”とうるさく、それにつられて娘2号も“アソボーヨーアソボーヨー”と機械仕掛けの人形のように繰り返すもんですから、遊び倒してやりました。家中を走り回って追いかけっこをしました。吐き気を我慢しながら娘2人と手をつないでクルクルと自転を繰り返し、もっとやれというリクエストを“吐きそうやから”というプライドをかなぐり捨てた情けない理由で、やっとのことで抑えつけました。娘2人がちょっと他のことに気を取られてるスキをついて、外へたばこを吸いに出るとすぐにみつかって半分も吸わないうちに家の中へ強制連行です。今度は放り投げ大会をやってくれとのことです。最近、うちで流行ってる遊びで、布団を何重にも積んだところへ僕が子どもを放り投げるだけの遊びです。かなり高く放り投げるため、心配性の嫁さんには不評を買っていますが、子どもたちには大変好評で一昨日にも3人合わせて30回は放り投げました。この遊び、当たり前ですがなかなか気を使うんですよ。危ないですから。頭から落ちないように気をつかってはいますが、失敗しないとは限りません。パイルドライバーになってしまうと大変です。そしてそのうち僕はといえば腕がカクカク震えるほど疲れています。これも子育てダイエットのひとつです。とまぁそんなことはいいのですが、今度は風呂に入るという理由で放り投げ大会を勘弁してもらい、急いで風呂に逃げ込もうと画策しました。その頃、すでに娘1号は汗だくになっていて、あまりの暑さに素っ裸になっていたのです。それを見た娘2号も素っ裸になりたいと言い出し、結局3人で風呂へ入り、相変わらず僕が一息つく時間はもらえません。こんなに寒くなった朝夕の時間帯に、子どもを汗だくにさせるくらい遊ぶのは、はっきり言って相当のエネルギーが要りますよ。嫁さんは僕が晩飯を終わって、後片付けも終わってからずっと一息も二息もついています。子どもらが走ったり踊ったりする姿を見て笑っています。
まぁ、自分の時間が欲しくて、子どもを疲れさせて早く寝させるというのが目的で遊んでいるわけではないので、これだけがんばったのに・・・とは言いませんが、そんな過酷な背景も頭によぎって、さらに寝てしまったことに対する後悔と自責の念が強くなるのです。
今日、こうやってブログを書いていられるのは、子どもと一緒に寝てしまわなかったからです。自分で自分をほめてあげたいです。でも・・・さっき鼻毛を抜きました。抜けた感覚があったので指を確認したのですが、抜けているはずの鼻毛がありません。おかしいなと思ってよく見てみると、白い鼻毛が遠慮がちに指の横にくっついていました。そういえばヒゲを抜いたときにも白かった覚えがあります。まるで子どもたちにエネルギーを吸い取られているような錯覚を覚えますが、年をとっただけなんですねぇ。老化です、老化!
では。