子どもとインターネットの距離

2006-08-28 23:36:09 | 子育て

ファイナルファンタジー3(FF3)というゲームがnintendoDSで発売されました。僕はゲームはあんまりやらない(というか時間がないのでできない)のですが、完全な衝動買いで嫁さんにネットで注文してもらいました。インターネットはほんとに便利ですね。1500円以上の買い物で無料で送ってくれます。家にいながら簡単に買い物できるんですねぇ。買い物にはあまり興味がないので、ほとんどネットではしたことありません。でも嫁さんはさすがです。僕が欲しいと言った商品をサクサクと検索し、一番安いところであれよあれよという間にショッピングカートに入れてしまいました。事前にクレジットカード情報を登録してあるので、パスワード入力だけで買い物です。ネット弱者の私はとなりで口を開いて見ているだけでした。こういうものを目にすると、ほんと子どもが小学校高学年くらいになったときにネットとの付き合い方というか、その距離をどのように保ってやるかが難しいだろうなといつも思います。インターネットに興味を持つことは子どもにとってごく自然なことです。大人でもおもしろいんですから。色々な面白い情報や、通常なら知ることのできない世界をインターネットは教えてくれます。興味を持った事柄についてもっと知りたいと思えば、インターネットはその最も有効な手段です。昔は図書館がそうだったのですが時代は変わりましたね。ところが便利な反面、いわゆる有害な世界が氾濫しているのがインターネットです。だまし、うそ、わいせつ、暴力・・・その危険性は枚挙にいとまがありません。これらからいかにして子どもを守るかというのは親の責任でしょうね。その対策として、様々な有害サイト接続制限ソフトやプロバイダでのアクセスを制限するサービスが出されています。確かにこれらも有効な手段のひとつでしょう。でもそれさえ実施しておけば充分というわけでは、もちろんありません。
個人的に考えているのは、ひとりっきりでネットができる環境を作らないということでしょうか。リビングにネット接続端末を1台設置し、各部屋へのLANは引かない。インターネットをしたいときにはリビングでしなければならないという環境を作ろうと考えています。各部屋からインターネットができないことからくる不便には目をつむるしかないでしょう。最低限、高校を卒業するまではこうありたいです。ゲームやテレビも同じことが言えますが、友達との話題についていけないとかってこともあるかも知れません。大抵の親はこれを理由に色んなものを子どもに買い与えます。それって本当にそうなのでしょうか?別についていけない話題があっても自然なことじゃないかと思います。少なくとも僕の場合はそうでした。ゲームは持ってなかったですし、当時大流行したガンダムのプラモデルも買ったことありません。だから流行の話題についていけないときも多々ありました。だからといって人とのコミュニケーションが極端に苦手だとかいったことはありません。それらは生活のごく小さな一片にすぎないからです。楽しいことは日常生活にさえももっともっと散らばっています。それに気付いてほしいのです。インターネットやゲームなんかに夢中になっていると、そういうことに気付くことができません。だから僕はゲームも子どもに買い与えるつもりはありません。ゲームは脳にいい影響を与えないということも科学的に証明されています。いわゆるゲーム脳です。がんばって時間を作って、ゲームする時間もないくらいに子どもと遊べば、どうしても買わざるを得ないとはならないと信じているのです。でもこれは・・・絵空事なんでしょうかねぇ。。。
では。