ルンバの稼動音

2010-05-19 21:29:14 | 家電
さて、自動お掃除ロボット“ルンバ”の発する音についてです。

と、意気込んで記事にしようと思ったのですが、
音の大きさを形容するって難しいですね~。
色々考えてはみるのですが、最適な表現方法が見つかりません(汗)
ブロガー失格でございます。

数字で表すと、カタログ数字では58db。
とりあえず、10年使っている掃除機よりはうるさくありません。
そりゃ、通常の掃除機のような吸引力はないので、当たり前ですわね。
どうでしょう。。。
1000ワットのドライヤー程度の音、でしょうか。

と、わかったようなわからないような中途半端なことを書いてしまいましたが、
音に関するレポートはこれがメインのようでメインではありません。
はっきり言って、ブィーンという音なんて気になるほどのものではないのです。
それよりも気になるのは、
ルンバがテーブルの足に当たってガツン、
段差を乗り越えるときにガシャドカとする音のほうが気になるんです。
掃除機が動いているときに吸引音がするのは当たり前ですよね。
だから、ブィーンはたいして気にならないのですが、
掃除機に不似合いなガシャドカに驚くことが多いのです。
ことさら、室内に音が響く家ですから、
2階でルンバが何かにぶつかったとき、
リビングでテレビを見ていても“あ、当たったな”とわかるくらいです。

派手な音がする割には、今のところ、家具や床を傷つけることはありませんが、
聞きなれないガシャドカという音がすると、
一瞬、何事かと驚くことが多いのです。
最初はね。
でも、もう慣れてきました。
ルンバが掃除するときは、
ガシャドカと音がするものだと受け入れることができたようです。
最近は衝突音がしても、
“おぉ~。ルンちゃんがんばっとるな”程度のものです。

ただ、リビングでテレビを見ているときに、
リビングで動かれるとさすがにうるさいですねぇ。
稼動音もガシャドカも。
テレビの音が聞きづらくなりますから。
ま、それはどんな掃除機でも一緒ですかね。

何でもそうですが、慣れれば体が順応して、
気になることも気にならなくなるものですね。
だからこそ、危機管理が大変だということでしょう。
天災は忘れた頃にやってくる。
って、話がそれちゃいましたが、
ルンバの稼動音自体はうるさいと言えるようなものではない、
という記事でございます。
では。


ルンバのメンテナンス(後編)

2010-05-12 19:29:35 | 家電
前記事ルンバのメンテナンス(前編)の続きです。

前記事の最後に、エッジクリーニングブラシの汚れ具合について、
画像で載せる予定だったのですが、わすれちゃいまして。
今回の記事に先立って載せておきます。

ブラシ部分を外すと、こんな風に軸部分に髪の毛が巻き付いちゃってます。

さてさて。ルンバのメンテナンスの山場、
デュアルパワーブラシのメンテナンスです。

ルンバには2本のブラシが備えられています。
カーペット掃除に活躍するメインブラシと、
フローリング掃除に活躍するフレキシブルブラシです。

その2本のブラシを取り外すと・・・・

ブラシがセットされていた背面。
赤い矢印の先に丸いものがご確認いただけるかと。
ここはゴミセンサーになっていて、
掃除している場所が汚れている場所なのかどうかを、
恐らくは僕には到底理解できないメカニズムで感知してくれます。
ここも丁寧に水を絞った雑巾で拭きます。

そしていよいよデュアルパワーブラシに取りかかります。
まずはフレキシブルブラシ。
ブラシの軸の両端に、髪の毛や繊維くずが絡みつくので、
それらを除去する作業です。

ほーら。取れたでしょ。
この作業、ゴミがブラシの回転に合わせて絡んじゃってるので、
結構、面倒だったりします。
それにしても一見、キレイそうに見える築2年半のmercy邸ですが、
1週間ルンちゃんを使うと、これだけのゴミが取れちゃうのです。
個人的には、カーペットの繊維をむしりとってるんじゃないか、
と勘ぐってもいますけど。
この後、ホコリだらけになったブラシ本体を、
雑巾で拭き取ってフレキシブルブラシのメンテナンスは完了です。

続いてはメインブラシ。
剛毛がたくさん生えたブラシです。
こいつが髪の毛を絡み取ったり、
カーペットの奥まで届いて、汚れをかきこんでくれるんだそうな。
画像の赤いものはメインブラシ専用のクリーナーですが、
あまり使えるヤツではありません。
なので、手作業でメインブラシに絡みついた髪の毛や繊維を除去します。
これに手がかかります。
ブラシの奥まで入っちゃってる繊維もあるものですから、
丁寧に根元からつまんで、キューッとしごくようにメンテナンスするんです。
やーん。って感じですよね。
なんのこっちゃ。

これらの作業が終了すれば、パーツをすべて元に戻し、
雑巾でマシン全体を拭いてメンテナンスは完了です。
メンテナンス時には、どうしても床にゴミやホコリ、髪の毛が落ちちゃいます。
なので、最後に掃除機をかけておく必要があります。
これまた掃除機のメンテナンスに掃除機が必要になるとはいかに。
外でメンテナンスすれば、そんな必要ないんですけどね。
暖かくなったので、今後は外でやるとしましょうか。

ルンちゃん、すっかりキレイになりました。
せっかくなので、働いてもらいましょう。

文句も言わず、ひたすら掃除するルンちゃん。
頼りになるぅ。
ちなみにこのメンテナンス直前に、
僕が1Fすべてに掃除機をかけておきました。
なので、ほとんど汚れは取れないだろうと思っていましたが。。。

これだけのゴミやホコリが集まりました。
いや~、ルンちゃんやるなぁ。
人力の掃除機では取りきれていない汚れがあるんですね。


以上、1回のメンテナンスでこれだけのことをやっています。
はっきり言って、手間ですね。
でも、こんなに役に立ってくれる働き者のルンちゃんですから、
長くmercy邸を掃除して欲しいんです。
どんな商品も、しっかりとメンテナンスすることは長く使うコツです。
だから、多少手がかかっても、面倒見ていきたいと思います。
では。


ルンバのメンテナンス(前編)

2010-05-10 19:45:06 | 家電

自動掃除機ルンバ。
あまりにも働きがいいので、すっかり我が家の一員、
というか、僕の相棒としてmercy邸における市民権を得ています。

今日の記事は、ルンバの使い心地において無視のできないメンテナンス。
一体、どれほど手がかかるのかを記録します。

働き者のルンちゃん。
長く長く働いていただくためには、メンテナンスは不可欠です。
まずは、画面手前のお尻の部分を外します。

裏返しました。
このお尻の部分がゴミを溜めておくスペース、
いわゆる“ダストビン”になっています。
まずはオーソドックスにこのゴミを捨てる作業です。

このダストビン、2つの空間に分かれています。
上の赤い部分(青矢印:これはフタなんですが)には小さなホコリや繊維くず、
下のスペース(緑矢印)には比較的大きなゴミが入ります。

小さなホコリを拾うダストビンのフタを開けるとこんな感じです。
ホコリが溜まっているのがおわかりかと。
このホコリの下にはフィルターがあって、ここから排気しています。

ゴミを捨ててキレイになりました。
フィルターも、メンテナンス時には掃除機で細かな汚れを吸い取っています。
掃除機のメンテナンスに掃除機が必要になる矛盾。

続いてはエッジクリーニングブラシ。
これは毎分300回転して、丸いルンバの弱点を補います。
隅っこにあるゴミを真ん中に寄せるためのブラシです。
ホームページでは隅っこのゴミを“かきだす”と表現されていますが、
その表現はちょっとオーバーかなという気がします。
せいぜい“寄せてくる”程度ですわ。
悪く言うと“散らかす”とも。
で、こいつに髪の毛が絡まるんです。
1分間に300回転もしているんですから仕方ないですね。
2~3回動かすと1本絡まる程度のペースですけどね。
ほっておいてもいいようなものですが、

真ん中のビスをドライバーで外して、
絡みついた髪の毛を除去します。


と。
メンテナンス記事のクセに長くなってしまいました。
ま、それだけメンテナンス内容が多いということでしょうか。
続きは次回にさせていただきます。
次回、ルンバのメンテナンスにおけるメインイベントです。
では。


ルンバのもう一歩なところ

2010-04-26 19:27:23 | 家電
今回はルンバの短所についてレビューしていきます。

①稼動前の準備が大変
とにかく床に障害物を置いておくと、有効な掃除ができません。
より効果的な掃除を期待するなら、
ルンバ様の通る道をキレイにしておく必要があるのです。
つまりは床全部。
この準備ができていなければ、
通れるスペースが少なくなって、満足のいく掃除をしてくれません。
仕事に行く前なんかは、なかなか床をキレイにする時間なんてないですよね。
なもんで、出かけるときは前日の夜の間に、
床の上の障害物を除去する作業を、あらかたやっておくようにしています。
子どもがいるご家庭では特にそうだと思いますが、これが面倒ですね。
『棚上げする』って表現ありますよね。
まさに床の上のものを根本的な解決は度外視して、
さしあたり邪魔にならないように机やソファに上げてます。
棚上げの意味を実感することができました(汗)

こたつ布団はもちろんすべてめくり上げ。
ハムスターのお家もピアノの上。
SANAAチェアーまでソファの上に乗せる徹底ぶり。
これはちょっとやりすぎの例でしょう。

②メンテナンスの煩雑さ
これはルンバの最も大きな弱点でしょう。
とにかくメンテナンスに手がかかります。
どれほど手がかかるかについては独立した記事を打ちますので、
そちらをお待ちいただきたいのですが、
部品をバラしてブラシに絡みついた髪の毛や繊維ゴミを取り除く、
という作業は手がかかります。
2週間に1回実施しろ、とマニュアルには書いていますが、
毎日働かせていると、2週間に1回ではちょっと足りない感じがしますね。
いい仕事をしてくれるので長く使いたいという思いもあって、
僕は1週間に1回はメンテナンスしています。
この煩雑さは、構造や掃除手法上、避けられないものなんでしょうねぇ。

④ヘタな走行性能の高さ
ルンバは走行性能が高いです。
2㎝の段差なら乗り越えられるよう設計されています。
その乗り越える能力自体はありがたいのですが、
走行スピードによって、乗り越えられる段差の高さが少し変わるのです。
だから、調子よく走っているときに乗り越えられる段差も、
走り出してすぐという状態では乗り越えられないことがあります。
そのため、この子どもの椅子や、
NYチェアーのオットマンに足を乗り越えて入ることができたけども、
出ようとするときに走行スピードが足りないために、段差を乗り越えることができず、
抜け出せなくなったりするんですよね。
高い走破性能を持っているからこその問題だといえます。
置いてあるモノの構造にもよりけりですね。


④mercy邸の吹き抜けに弱すぎ
これは後日、独立して記事にします。
原因はどうあれ、mercy邸のような吹き抜けの仕様になっていると、
必ず動けなくなって止まっちゃうんです。
これはまさしくトラップですよ。
停止率100%なものですから、
2Fはルンバに掃除させたまま出かけることができません。


こんなところです。
④の問題は、ある程度mercy邸に特化しているかも知れませんが、
その他の問題については、どこのご家庭でも存在します。
まぁ、ルンちゃんから受ける恩恵を考えると、
この程度のことは我慢しなきゃなと考えています。

こうやって整理してみると、ルンバ自体の問題というより、
ルンバを使う環境を整えるその手間が大きな問題ということになりますね。
それだけ、製品自体の完成度が高いということなんじゃないかと。

いいところ、もうひとつなところについては、
使っているうちに新たに発見することもあるでしょう。
その都度、レポしていきますね。
次回のルンバ関連レポは、稼動音についてです。
では。


ルンバのいいところ

2010-04-21 18:48:08 | 家電
今回はルンバのレビューとして、いいところを記述します。

①満足できる掃除力
全自動掃除機にどこまでの掃除能力を求めるかによっても変わるのでしょうが、
我が家が求める掃除力は、充分にクリアしてくれています。
では、我が家はどの程度の掃除力を求めているかといいますと、

・目につくゴミを除去する
・たくさん落ちてしまう髪の毛を除去する
・裸足で歩いて、足の裏にゴミがつかないようになってほしい

これくらいです。
ルンちゃんは見事に、この期待に応えてくれます。
紙くずやホコリはもちろん、特に髪の毛には滅法強い。
髪の毛に強いのは、ルンバ特有の“かきこむ”という機能のおかげでしょう。
メインブラシを毎分1000回転させる優れものですから、
カーペットやラグの髪の毛を一網打尽にしてくれるのです。
だからこそ、ペットを飼うご家庭での支持も高いのでしょう。
ラグに限っては、人が掃除機をかけるよりキレイにしてくれます。

②とりあえず、すべてのスペースをカバーしてくれる
ルンバの行動アルゴリズムは“虫”からヒントを得ているそうです。
とりあえず直進して、障害物があれば方向を変える、
というのが基本的な行動です。
もちろん、それだけではないのですが、
行動アルゴリズムについては別の機会に記事にするとして。。。
そういう動きをするものですから、
mercy邸のような回る動線を持つ家でも、
いつかは回る動線に入っていってくれますし、
回る動線に入れば、動線に接する部屋にも入ってくれます。
ま、ある程度、運にも左右されてしまうのですがね。

③排気が少ない
ルンバの掃除手法として、先ほど触れた“かきこむ”と“すいこむ”があるのですが、
吸引力は強くありません。
メインブラシとフレキシブルブラシ(デュアルパワーブラシと表現されてます)の、
2本のブラシでかきこむ掃除手法に重きを置いているような構造です。
そのため、排気もごくわずか。
ルンバのお尻の近くに手を当てないと感じることができない程度です。
掃除力の割りに排気量が少ないのはいいことですね。

④もぐりこむ
これも大きなメリットなんですが、
高さ10㎝程度ならモノの下にもぐりこんで掃除してくれる。
我が家の場合、キッチン・ソファ・ベッドの下。
これらは掃除機を突っ込んで掃除していたのですが、
その機会がほんとに少なくなりました。
特にベッドはセミダブルサイズなので、
掃除機では奥の壁まで届かないんですよね。
僕ね、足は長いんですが、手は短いんです。エヘヘ。
とまぁ、そんなネタはどうでもいいとして、
掃除に骨が折れる部分まで、しっかりと掃除してくれるのがありがたいんです。

使い始めて約1ヶ月で感じるのはこの程度でしょうか。
もちろん『自動的に掃除してくれる』というのが最も“いいところ”ではあるのですが、
それは当たり前のこととして記事にしています。

ルンバ。我が家ではめちゃめちゃ酷使しています。
土日なら1日3回出動なんてこともあるくらいです。
めっちゃグッドですわ、ルンバ。
高いお金を出した甲斐がありました。
次回のルンバ記事は、短所について記録します。
では。