千葉県の戦争遺跡

千葉県内の旧陸海軍の軍事施設など戦争に関わる遺跡の紹介
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こんな所にも陸軍境界標石が

2008-10-31 | 千葉県の軍事史、戦争遺跡
驚くほどのことではないが、日頃見慣れた街角に陸軍境界標石がたっていることがある。

もちろん、やたらにあるわけではないが、かつての陸軍の駐屯地や演習場の跡地、陸軍演習線の鉄道跡などに、陸軍境界標石はある。

新津田沼駅に近い、新京成線の線路沿いには、かつて六本の陸軍境界標石があったが、最近四本に減ってしまった。しかし、残っているものも、あまり目立たない場所にある。



上の写真は、そのうちの自転車置き場にある陸軍境界標石である。これが陸軍のものであることは、パッと見では分からない。

また、現在は普通の道路沿いで、近くに銀行や商店街のある場所にも、境界標石があったりする。以下は、四街道の駅前にある陸軍境界標石である。これも、他の標石のようであるが、角が欠けているものの「陸軍」の文字が鮮やかである。



小生も、昔は陸軍境界標石など、気にも留めていなかったが、このようなものでもだんだん少なくなってきた。

何気なく、見送りそうな光景。そのどこに陸軍境界標石があるか、おわかりだろうか。




(自転車の車輪越しに見える電柱脇に一本、その電柱の場所から細く分岐する道路の反対側の木の根元、棕櫚の傍に一本ある)


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