ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

Femme fatale(今日はフランス語)

2014-08-26 00:00:25 | プロレス
一ヶ月くらい前のことだが、深夜のテレビに古い女子プロレスの面々が出てかつてのブームの頃の話をぶっちゃけていた。
古いと言ってもクラッシュ・ギャルズ時代。
長与と飛鳥が宝塚的な大人気を博していた頃、私は女子プロレスを見ていない。
その後の井上京子とか豊田真奈美の時代ならちょっと観てたけど。

それより、何より、もっと前。
ビューティー・ペアというのがちょっと人気になった時代があるのだ。
「ビューティ・ビューティー」という歌は聞いた覚えがある方もおられるだろう。
ジャッキー佐藤とマキ上田というデカい二人組がやはり歌手デビューをして人気者になったのだ。
しかし私はそんな二人には全く興味無く(なんかでくの坊的で洗練されていなくて)、
それよりもその時の敵役のブラック・ペアの池下ユミさんが大好きであった。深く憧れていた。
池下さんは背が小さい。黒いシンプルな水着を着用。変なカーリーヘアとかで顔があんまり見えない。寡黙である。
凶器を使った反則攻撃などの派手な悪いことはペアの相方の阿蘇しのぷとかマミ熊野とかがやって
池下さんは実力で勝負なのである。
なんと言ってもあの頃男子ですら使い手が少なかったジャーマン・スープレックス・ホールドが出来た選手である。
とにかくカッコ良かった。
その後、腰を悪くして引退後、一族経営であった所属団体の幹部と結婚したと噂に聞いたので
「ああ見る目ある人がいたんだなあ」と思っていたけど、経営が悪化し、幹部が次々と倒れて行ったので
そののちどうなってしまったかは知らないのである。
幸せなら良い。
私の最初で最後の憧れの女性なのである。