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ブームの反動と流通の変革へ対応しなければ…

2023年01月11日 21時36分00秒 | タイでの生活
下のリンク先は、タイの園芸不況について報じたタイPBSの英文記事。
Plants growers adapt to cope with sales in the new normal

Plants growers adapt to cope with sales in the new normal

タイトルを直訳すると「植物生産者は(コロナ後の)ニューノーマルの販売へ対処するように適応します。」となる。
具体的には新型コロナの感染対策で自宅へ居る時間が長かった人達が観賞用の植物を買い始め、モンステラアロカシアフィロデンドロンカラディウム等の観葉植物を中心に園芸ブームが起きた。今はその反動で観賞用植物が売れなくなり、園芸不況になっているのを紹介している。
妻の農園で栽培しているのはアスプレニウムであり、タイのインフルエンサー達が紹介してブームになった植物ではなく、園芸ブームの恩恵は少なかったのに、その反動はもろに被ってしまった。

突然変異なタニワタリで、こんなに素敵なのに、主に斑入り植物が流行ったのでブームへ乗れなかったのだ。
(T_T)

またコロナ関連で政府の支出が増えた影響なのか、今までなら祝日等は政府の出先機関前を植物で装飾される事が多かったが、最近はそれも簡略化された様子。

最近注文して下さるのは、園芸店相手に卸売もされる園芸店やお祭り等のイベントに出店するお店とネット直売される農園への苗の供給。注文は例年の半分以下だ。
街の園芸店は、セレクトショップ的に特徴がある店以外からの注文が止まってしまった。

売上を維持する為に商業施設での小売を再開した妻が言うには、良く売れるのはネット通販より安い値付けの商品らしい。
植物好きなお客様はそれだけ通販サイトをよく見ておられ、よく利用されているのだろう。
私も以前は妻の配達へ同行するのが楽しみで、配達先のお店で面白い植物を探していたが、最近はネット通販専門。
コロナ期間中にお客様の購入先が街の園芸店からネット通販へ切り替わってしまったのではないだろうか?このまま待っていても小売店向けの売上が回復するとは思えないので、妻は小売を再開し、農園の生産を絞り始めた。

空いた栽培場の1つは私が自由に使って良い事となり、最近は家事の皿洗いをしながら観る動画が植物関連のユーチューバー

になって植物熱が再燃し、もう大炎上中。

妻から笑われながらも、1年前は高くて手を出せなかった植物を少しずつ通販で買い集めている。




1年ちょっと前のブームの時と比べると、価格から0がいくつか外れており、送料込みで百バーツくらいから買える物も多い。

今日注文した斑入りのフィロデンドロンリングオブファイヤ(上の写真が実物)も送料込みで100バーツちょい(400円くらい)。
日本でこの価格は絶対に無い訳で、タイへ居る幸せを感じる。
もし興味を持たれたら、ブームの反動で商品がダブついている今がチャンスだ。

妻の農園も、私がマニアックに買い集めたシダを親にして始めたので、何年か先は栽培品目が変わるかも?
胞子で大量に増やせるシダと違って、これらは芋なのだが、さてどうやって効率よく増やすのか?
妻は、大量生産から少量多品種生産への切り替えと、販売チャンネルを増やす事で園芸不況へ対応したいそうだ。
息子はネット販売を始めると言っている。
一年後が楽しみだ。


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