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今の時期から気を付ける事。

2021年07月03日 06時08分00秒 | タイでの生活
タイ・ウドンタニ郊外の我が家の周りは、この時期になると田植えだが、近年は4月の中頃に籾を蒔いて育てる人ばかりで、田植えの風景を見る事がなくなった。

田へ水が入るこの時期から気を付けなければならないのは蛇やサソリ等の危険動物。
大きいのは見つけ易いが、小さいのが芝生の中へ隠れてたり(刈りましょうw)して、間違えて踏んだりすると噛んだり刺してくるので本当に危ない。
自宅の敷地内でも草履で歩いたりするとヤバい事になる。

先日知人のSNSへ掲載された写真がこれ。

高校生の息子さんが下校中に寮の近くで道路の舗装を外れて草の中へ踏み込むと足へ痛みが走ったそうで、寮へ戻って「何かに噛まれた」と言うので靴下を脱がせて見ると、牙らしき跡が2つ。例外もあるそうだが、牙の跡が2つあるのは毒蛇に噛まれた可能性が高い。
そして頭痛もあったので、寮の先生は毒蛇に噛まれたと判断して病院へ運ばれた。

息子さんは噛まれた瞬間を見てないそうで、蛇の種類は特定できないが、夕方とはいえ明るい内に人通りがある通学路脇まで出ている事や、人が近付いても逃げない事、そして牙の間隔が3センチ以上と広いので、キングコブラではないかと私は思う。
コブラに噛まれて本気で毒を注入されると30分程で命に関わるそうだが、今回は不幸中の幸いで2日の入院で済んだそうだ。

恐らく蛇に気が付かないまま踏みつけたか、鼻先を通ったかで噛み付かれたが、靴下の上から噛まれており、痛みを感じて飛退いたので毒の量が少なかったのだろう。

私も自宅の敷地内を歩いていて、短いシュッという音と同時に膝の辺りへ何かが当たり、スタコラ逃げて行くキングコブラを見て滝汗だった事があった。その時はデニムパンツだったからか幸いにも牙が刺さらなかったが、噛まれれば命に関わる。

他にも幼蛇が靴の中へ入っているのに気が付かないまま履いて噛まれるのも、毎年の様にタイのSNSを賑わすニュースだ。便器やベッドの中もよくある話。
私はトイレへ行くと、便器の中を確認して座るし、寝る前に枕や掛け布団を動かして確認している。蛇は経験無いが、一度だけベッドへムカデが居て驚いた。

家や車の中まで入り込んで、刺してくるのが蟻。見つける度にスプレー殺虫剤や毒餌を使って駆除するが、完全に防ぐのは難しい。
タイへ来たばかりの頃は、モッデーンファイ(赤い火蟻の意)へ刺されると、蜂に刺された様に痛んで水膨れまで出来て苦しんだが、何度か噛まれると免疫が出来るのか、痛みは弱くなり、水膨れも出来なくなった。
それでもシャツやズボンの内側へ入られると、動き回って数カ所刺されるし、痛いやら痒いやらで本当に堪らない。
服を着る前に、パタパタとよく振ると服へ潜んでいた蟻はある程度防げるが、座っていても外から入り込むので、特に車の運転中だったりすると、例え停車しても服も脱げず厳しい目に遭う。
刺された時は、タイの薬局やコンビニで売っている橙色の金杯油がお薦め。直ぐに痒みが止まる。

日本でマンション暮らしの時は無かった苦労だが、蟻や蛇に気を付ける生活は、古い平屋で暮らしていた少年時代を思い出す。








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