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日本だと5万円の修理がタイでは・・

2014年06月16日 21時53分20秒 | タイで車に乗る
我家の車は購入して8年目で、走行距離はそろそろ27万キロ。今までにエアコンの関連の故障はいくつかあっても、走行に支障があるような故障は無かったのだが、数ヶ月前からエンジンを始動しようとすると時々セルモーターが動かないようになった。キーを回すとカチッと音がするので電磁スイッチは動作しているのだがモーターが動かないのだ。一度切って再始動すると回るので、まだ大丈夫と思っていたのだが、ライトを点けたりエアコンの風量を一番強くした時にエンジンを掛けようとすると確実に調子が悪くなったので修理する事にした。

修理をお願いしたのはウドンのランシナ市場の近くにある電装品専門の修理工場で地図はここをクリック。怪しいのはバッテリーだと思ったのだが、最後に交換したのは半年前。いくら酷使してもあと1年くらいは使える筈だ。同行した息子に頼んでお店の人にそう伝えさせると、バッテリーへ電圧計を繋いでセルモーターが回っている時の電圧を測定。正常なのでセルモーターが怪しいと言われた。
どうするか少し考えるからと修理工場を出て息子を塾へ送り、うちの店へ行って妻と相談。妻は安心できるのでディーラーで修理したいと言うが、ネットで調べると、日本なら整備済み中古セルモーターに交換して5万円が相場だそうだ。1万5千バーツは痛いなあと思う。タイの物価は日本の1/3なので、もし部品がそれだけ安くても5千バーツ(約1万5千円)。タイで収入を得ているとこれでもまだ痛いのである。毎日使うから仕方が無いねと話してディーラーへ出向くが、土曜なので工場が満杯と言われ、修理するなら月曜だそうだ。エンジンを止めたら次にセルモーターが回るか不安である。
妻の店へ向かう途中に修理店の前を通り掛ると、店の修理スペースが車で埋まって、店の前の道路でも修理している。あれだけ繁盛しているから大丈夫じゃない?と妻へ言うと、妻も同意。消耗品の交換や板金修理でなくてディーラー以外の修理工場を使うのは初めてだ。
店へ車を入れると、車の前に大きなパラソルと椅子が準備され、修理を見るように勧められる。タイでは普通らしい。セルモーターを外すと、店の前の日陰へ運んで地べたで分解開始。慣れているようでテキパキと作業が進む。中の部品の状態を店の経営者が確認して、電磁スイッチの接点を全て交換すると言われた。モーターのブラシは問題無いようだ。

これが取り替える部品。セルのキーを捻ると、セルモーターに付いた電磁スイッチが動作し、左の写真の部品を通して、セルモーターとバッテリーが直結になり、大電流が流れるのだそうだ。ブラシが当たるモーターの接点を清掃し、左の写真の部品を交換してセルモーターの組み立て。外したモーターだけで動作確認したら車に組みつけて数回のエンジン始動。快調である。ここまでで約30分。さていくら請求されるかなと思えば、なんと825バーツ(約2500円)。部品代が625バーツで、工賃が200バーツだそうだ。安くても5千バーツだろうと覚悟していたので嬉しかった。そしてディーラー以外に信頼できそうな修理工場が見つかったのも良かった。ディラーへ持ち込めばちょっとした修理でも半日仕事なのだ。


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