今年の苗が出来た。

今日は新しいネット環境の構築をしていたので、更新が遅れてしまった。ｍ(＠)ｍ

塩水騒動から３ヶ月。農園の方は成長の遅れがあり、お客様に迷惑を掛けているが、植物の調子はかなり良くなったと妻は言う。上の写真は今年販売する観葉植物の苗。全て羊歯（シダ）であり、胞子を蒔いて約１年でやっとこのサイズになる。これから８～１０インチの鉢へ植え替えて１０月頃には園芸店に並ぶだろう。
左上からファーングン、ファーンオオサカ、ファーンハワイ、左下からファーンシントウ（ファーンチェーク）、ファーンカールアン、ファーンチープという商品名になる。葉の形は色々で別の種類に見えるが、実はこれらの植物は全て'Asplenium nidus'と言われている。（異論ありだがとりあえず） 一般的なのは中央下のファーンカールアンで、他はその突然変異と言う人もいる。上の写真の変わった葉の苗は、同じように変わった葉をした親株の胞子を蒔いて作るのだが、普通のファーンカールアンを栽培していても、千株に１つくらいは変わった葉のものが出てくる。見つけるとＶＩＰ待遇で育てるが優れた商品価値を持つ物は滅多に出ない。また苗の時は普通の葉なのに突然変わった葉を出し始める時もあるが、しばらくすると普通の葉に戻る物もある。変化した葉をコレクションするマニアも居られ、妻も葉の変化が面白くて堪らないらしいが、地方でマニア向けの商売は成り立ち難い。大量に作って一般向けに出すのが良いと思うが、特徴や良さを理解してもらうまでに時間が掛かる。違いを理解してもらうために６種類セットで売ったらと話しているところだ。

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