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車の板金修理3

2012年07月30日 06時00分00秒 | タイで車に乗る
車の板金修理2のつづき
そろそろ塗装が終っただろうと寄ってみた。従業員へ尋ねると準備できていると言う。前回の修理時に、ドアシールが裂けたまま交換されてなかったので、シールも来ているか尋ねたら分からないという。経営者にも話したのに忘れたようだ。しばらく待つと経営者が来たので、シールも来ているか尋ねたら有ると言うが、顔に焦りが出て注文し忘れたのは間違い無いようだ。この経営者はチック持ちで、緊張したり、焦るとすぐ顔に出る。大変分かりやすい人だ。交換を始めたので横で見学。従業員が手際良くドアから部品を外していく。塗装の色が合うか心配していたが、問題無かった。見ていると前回の取替えでは、後付け電動ドアロックのステーを付けずにぶら下げていたのを発見。取り付け時は、要チェックだ。ドアシールは、拾って来たような中古品を取り付けようとしたので制止。良い大人が新品だよと平気で嘘をつくが、他の樹脂がへばり付いているのを見せて、中古と指摘。使えるよと言うが、中古はダメだと伝えた。入荷まで待つようになると言うので、待って構わないと言ったら諦めたようだ。裂けたシールをそのまま取り付けるよう指示した。日本だったらふざけるな馬鹿野郎な状況だが、もう慣れたので笑顔でやりとりした。

作業を横で見ているので、言わなくても電動ドアロックのステーを今回はネジ止めした。誰も見てないと、見えない部分の手を抜くのは多い。代金の支払いが終ってから気付いても知らないと言われるのが普通だ。作業は順調に進んで2時間で終った。ドアシールが入荷したら電話するよう頼んで帰宅した。帰ってから気が付いたのだが、窓枠の塗装が磨かれてないし、窓枠の室内側には30cmの傷が入っている。ドアへ窓ガラスを入れる時に傷付けたようだ。

今回は意地でマイペンライせずに続けているが、読まれて分かるようにタイで完全な物を入手しようとすると疲れ果ててしまう。1つ解決すれば1つ問題が起きるのだ。原因はルーズさや、未熟な技術等もあると思うが、一番大きいのが基準の低さだ。私が思うに「シャイダイ」(使える)が標準ではないだろうか?日本だったら何と言う事も無い板金修理だが、日本的に普通の仕上がりを求めると無限ループへ巻き込まれてしまう。板金工場にも作業工程を管理しチェックする人は居るが、その人の基準もシャイダイ(使える)なのだろう。
私はもう疲れてしまった。鯰のようにつかみ所が無い人の相手は勘弁して欲しい。次回終了を願うばかりだ。<つづく>

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