memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

漁師も魚を買わざるを得ない   マレーシア・ケランタン州

2013-01-26 23:59:52 | 亜細亜海道
PASIR PUTEH発: Cherang Rukuの沖合いで操業する漁師等は陸にとどまり市場で魚を買うことを選んだ。(1月9日thestar)

これはケランタンの沿岸を台風Sonamuが襲うという気象局の警報を受けてのものである。「もちろん収入は減るが、自分たちが食べる魚は市場で買うしかない。金もかかるが」と30年間沖合操業をする65歳の漁師Husain Awangはいう。彼は悪天候のために沖合いに出ることの出来ないおよそ500人の漁師のうちのひとりである。この状況は10日以上続いていて、距岸20km以内の操業権利を持つ漁師らの魚を買っている。

「昨年のモンスーン時期は運がよかった。しかし今年は悪い状況が長引き、いつになったら安全に海に出られるのかが判らない」とHusainはいう。20年間沖合い漁師を続けている漁師のFauzi Idris 45歳はこうした長引く悪天候を体験したことがないという。「以前は悪天候と荒波による待機は4日程度までだった。しかし今年は10日以上それが続いている」と彼は嘆く。また彼は魚を買ったことは初めてでそうしなければならないことが残念という。

Suhaimi Ismail 40歳は収入の減少を心配。「地元の漁民組合の援助が必要になりそうだ」という。「先行きが見えないので両氏の誰かが自暴自棄で海に出るようなことがあったとしても驚かない」一方、この州の国家安全委員会のMohamad Rosle Mamat は漁民らに我慢し状況に注意するよう求めている。「岸辺では普段と変わらないように見えても外洋での危険は知ることが出来ないから。だから状況回復まで待つよう漁民に我慢を求めている」と。

ポーランドの硝酸塩による水質汚染  バルチック海

2013-01-26 13:30:27 | 水産・海洋
欧州委員会は水質汚染管理を損ねているとしてポーランドをEU裁判所に提訴する(1月25日FiskerForum)
欧州は硝酸塩汚染いついて強い規制を行なっていて、ポーランドに対しても2004年以降これが適用されているが、対策が十分にとられていない。ポーランドは硝酸塩汚染に対する効果的な手立てを行なっていない。環境コミッショナー Janez Potočnikにたいする勧告として委員会はポーランドを提訴することを決めた。

硝酸塩は植物の生育に必須で、このため肥料には多用されている、しかしそのレベルが超過すれば水質汚染を引き起こす。硝酸塩に関する指示は農業による土壌と表面水の汚染を欧州全域で防止することが目的で、栽培の際の適正な使用を求めている。メンバー諸国は硝酸塩汚染の区域を指定しそのための対策をとらねばならない。

ポーランドの排水のほとんどがバルチック海に流れ込む、これによりすでに硝酸塩のレベルがすでに超過している。国際的なデータによればバルチック海における硝酸塩はポーランドによるものであることが明白となっていてそのほとんどが農業によるものである。このため委員会はポーランドにたいし区域を指定して問題解決のため対策を採るように要求している。

スプラトリー諸島への3G通信システム設置に反発  ベトナム

2013-01-26 00:05:11 | 海事
中国とべトナムの間で領有紛争が続いているスプラトリー諸島で、中国が3G通信システムを中国兵のみでなく漁民の利用に導入する動きがある(1月7日utasaint)

この動きは関係悪化の中国とベトナムの間に新たな問題を呼ぶことになるだろう。ベトナム政府はベトナム首相府のウエブサイトで反対を表明した。この島嶼領有紛争では、2011年5月にスプラトリー諸島近くで中国警備艦艇が2隻のベトナムの石油探査船に攻撃をかけたことで反中国抗議が生まれた。

中国兵と漁民は3Gのネットワークを使ってメイルや電話、チャットなどを家族と行なうことができるようになる。パラセル諸島では2012年に3Gがはじまり、今回の3Gが始まれば岩だらけの前哨地でようり中国お存在を示すことになる。(以下省略)

「爆食」中国 世界の海で乱獲

2013-01-26 00:02:43 | 
 日本近海にカツオなどが北上する最大の「黒潮ルート」の入り口、太平洋中西部。フィリピン東沖からミクロネシア連邦にかけて広がる世界最大のカツオ漁場で、異変が起きている。(1月4日sankei/msn)
 
昭和20~30年代に10万トンだったこの海域のカツオ漁獲量は、右肩上がりで160万トン規模まで拡大してきたが、資源枯渇の兆候が現れ始めたのだ。
 太平洋中西部で取れたカツオは、その多くがバンコクの港に運ばれ、ツナ缶やペットフードに姿を変える。ところが、最新の数字である昨年1~8月のタイ向けの出荷量は直近3年間で最も落ち込み、取引価格は史上最高値を更新した。原因は、「小ぶりの魚まで根こそぎ取ってしまう巻き網漁船による乱獲」(業界関係者)だ。
 
3年前、中国がこの海域に、日本では規制があって造れない1千トン級の大型巻き網船11隻を投入したことが確認されている。水産庁国際課によると、巻き網船の数は平成12年の157隻から250隻に増え、船籍数では中国籍が13隻、台湾籍が34隻。だが、実際には、増加分93隻のうち7~8割が中国、台湾系とみられ、「ミクロネシア連邦など漁場に近い船籍を隠れみのに使っている」(業界関係者)実態がある。
 
乱獲の影響は、日本の食卓にも及ぶ。昨年の日本近海の一本釣りカツオの水揚げ量は、3万100トンで過去最低。土佐料理チェーンを全国展開する加寿翁(かずお)コーポレーションの竹内太一社長は「昨年は刺し身やたたきに適した2・5キロ以上の大型カツオが手に入らず、仕入れ値は3割も上がった」と嘆く。
「年間を通じて異変続きだった」と、大型カツオ一本釣り業者を束ねる全国近海かつお・まぐろ漁業協会の八塚明彦業務部長も、記録的な不漁に頭を抱える。

 大手商社によると、日本の水産物の消費市場が5兆円なのに対し、中国は20兆円規模で年率2けたの伸びを続ける。
 中間所得層を中心にエビやマグロ、ノルウェー産サケなどが急増。中でも天然と養殖を合わせたエビは、世界の年間消費量700万トンの4割弱の260万トンを中国が占め、「爆食」ぶりを表している。
                 
*食べ残し文化 浪費助長
 中国が乱獲した多くの水産資源は、13億の胃袋を持つ自国消費に回るが、経済成長に伴い、食の浪費も顕在化している。
 中国では、「接待客が食べきれずに料理を残せば、宴会は成功といえる。そうしないとメンツが立たない」。中国の建機メーカー幹部が、もてなし術を披露する。
 国家行政学院の竹立家教授の推計では、政府関係者や共産党幹部による「官官接待」だけで、年間約2兆7千億円にのぼる接待が行われている。
 所得水準の上がった中国では、富裕層に限らず、中間所得層にも「メンツ主義」が浸透する。季節ごとの宴席が自らの豊かさを誇示する場になり、メンツのためにたくさんの食べ物が無駄にされる。
 「もったいないなんて考えない。料理をけちったら相手にされなくなる」。管理職に昇格した上海人は、同僚や親類を招いた忘年会で人数分の2倍の料理を頼んで悦に入った。乱獲の裏側で、「乱消費」が繰り広げられている。

枯渇すれば撤退
 国を挙げて、ミクロネシア連邦の港湾や加工場のインフラ整備を進め、漁業権獲得に動く中国。水産行政に詳しい政策研究大学院大の小松正之客員教授は「3~5年乱獲して投資を回収し、資源が枯渇すれば撤退すればいいという中国系の船が多い」と説明する。
 
中国の狙いは別にもある。沖縄県・尖閣諸島をはじめ、「海洋地域での覇権狙いや国連での中国シンパづくりといった政治的な意味合いも大きい」と、業界関係者は指摘する。新幹線網の整備も「ベトナムやタイ、ミャンマーなどを高速鉄道で結び、アジアの覇権拡大につなげる思惑がある。チベットがそのさきがけだ」と、日本の鉄道会社首脳は言う。

 そんな中国の最大の泣き所は、水不足だ。水がなければ農地が活用できず、食料自給率95%の維持も計画倒れに終わる。海水を飲める水にする日本の水処理やプラント技術は、食糧やエネルギーを海外に依存する日本が唯一、覇権を握れるチャンスといってもいい。経済産業省によれば、水ビジネスの世界市場は、平成19年の36兆円から37年には87兆円に拡大するという。
 一方、穀物市場は中国の輸入動向を注視する。消費の主役が先進国から新興国にシフトし、市場の約7割を握る米穀物メジャーを頂点にした勢力図が変化するからだ。穀物取引は、生産地の集荷網と消費地の販売網を押さえる必要があるが、中国の巨大商社が台頭すれば、日本は食糧安定調達の道を絶たれる恐れがある。

*のみ込まれる日本
 「将来、世界の投資が中国に一極集中するかの答えは、イエスでありノー。中国政府が本当に賢ければ資本市場を開放し、人民元も自由化する。そうされるのは本当に怖い。上海が世界の金融センターになる可能性がある」。日本取引所グループの斉藤惇CEOは、金融市場での中国の潜在的脅威をこう語る。
 
2030(平成42)年に日本は人民元経済圏にのみ込まれる-。人民元が東アジアの基軸通貨になる可能性は、米国家情報会議(NIC)だけでなく、世界銀行の報告書も指摘する。
 市場関係者は「かなりのスピードで人民元の国際化が進む」(第一生命経済研究所の西浜徹主任エコノミスト)とし、元財務官の加藤隆俊・国際金融情報センター理事長は「うかうかしていると、日本は中国の周縁国に転落する」と警告。中国の経済政策に詳しい財務省幹部も「日本が国債消化などで豊富な中国資金に頼るようになれば、国債購入や投資が外交カードに使われる」と指摘する。

 アジア市場では30年を見据え、自由貿易協定をめぐる米中の陣取り合戦が激しい。米国は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に注力し、中国は米国抜きの東アジア地域包括的経済連携(RCEP)を最重視する。経産省幹部は「中国の(海洋と領土の)拡張主義に対し、アジア安定には米国の存在感が欠かせない。パワーバランスの均衡が日本の国益につながる」との見方を示す。

サーモンの極東への輸出は記録的な数値に   スコットランド

2013-01-26 00:01:46 | 
スコットランドサーモンの輸出は増加しここ3年間で記録的な水準に達したという数値発表があった(1月7日BBC)

合計で 8,675トンのサーモンが新興成長市場へと2012年初からの10ヶ月間に出荷された。 数値は前年の全体量を上回った。輸出金額は生鮮、冷凍、燻製ものを含み2011年の1月から10月の数値2800万ポンドを上回り、2012年の同期には3700万ポンドとなった。この新しい数値は最大規模のスコットランドの食品飲料ミッションを日本と中国に派遣した1ヵ月後に発表された。この訪問の間にスコットランド・サーモンとアカザエビについて93カ国の1000万人のメンバーを抱える世界シェフ連盟との調印もなされた。(以下省略)

魚の高度放射線量を確認   日本

2013-01-25 00:01:44 | 東北地震津浪災害 3.11
法的許容基準の2500倍以上の放射能汚染が福島第一原発近くの魚から見つかった(1月18日SKYNEWS)

プラントの運用者であるTEPCO東京電力が根付きの魚の一種である”ムラオソイ”から検知したもので、魚は福島原発プラントの港内で獲れた物。2011年3月11日の地震と津波で原子炉のメルトダウンが起き、放射性汚染物質を大気中に拡散した。福島周辺の漁業は停止となり政府は牛肉、ミルク、きのこ類、野菜などを禁止した。

人口密度世界一の島

2013-01-25 00:01:28 | 海事
世界人口は増加している。カリブ海の前哨ともいえるコロンビアの沖合いの小島でも住民は生きている。Santa Cruz del Islote島はこの惑星でもっとも人口密度が高い, 10分の一平方キロの面積に1,200人が居住している。(1月5日thestar)

二つの店舗、レストランと学校が一つずつ それらは海岸繊維背中合わせに建てられている。医者はいない。安定した水の供給はなく、たった一つの発電機は一日に5時間だけ稼動、人々は基本的な設備を獲得するために戦っている。「ここの生活は静かで快適」とIsloteに住み着いたものの子孫であるJuvenal Julioはいう「ここの暴力はない、警察も不要、互いがよく知っているので毎日を楽しんでいる」という。

66歳のダイビングインストラクターのJulioはおよそ150年前にこのIsloteにアフロ・コロンビア集落を作った漁民のひ孫である。男たちはここからおよそ50km離れた沿岸の町Barúからさかなを取るために当たらし漁場を求めてやってきたと地元の伝説はいう。 他の9の島々とは異なりここにはさまざまな方向から風が吹くので蚊がいないのだということでここに彼らはキャンプを設営した。「夜にはここにとどまりたくなるような静かな夢を見ることが出来た」と40歳の Guillermo Candalesは犯罪のない島の番人である。Candalesはコロンビア政府に雇われている。ここには政府のmたった一つのサービスとして児童数80人の学校がある。コロンビアの法律ではすべての学校に番人が必要とされていると教師のArguedy Guerrero Garcia 23歳は言う。
「ここの子供たちはこれまで自分が教えたどこよりもおとなしく規律があると彼はいう」年長者を敬いお互いがよく知っているという。

島人は定常的な観光客によって生活している。本土から近隣の島々へと90分間のツアーのボートが毎日出る、これが彼らの生活の糧だ。多くのものが近くのMucura島の高級リゾートやフィッシング、シュノーケリング、ダイビングなどを提供。他のものたちは魚を獲りレストランや本土に日々の漁獲を提供している。近隣の島の土地はこの子の住民の墓地として利用されている。この島には墓地の余裕がない。狭い場所に閉じこめられてはいるものの住民らはJulioの言うようにここが天国だという。

違法操業の停止の提起が必要  タンザニア

2013-01-25 00:00:49 | 水産・海洋
最近の調査によればビクトリア湖の魚400種類が事実上消滅した(1月7日TAMZANIA DAILY NEWS)

その理由のひとつには不幸なシナリオとして弱小魚を捕食するナイルパーチの存在がある。しかしナイルパーチがもっとも悪名高い犯人ではない。違法操業の漁師が主な癌である。一部の漁師たちはダイナマイトで魚の群れを襲いあるいは産卵場での生態バランスを破壊している。また彼らは刺し網やものフィラメントの地引網など禁止漁具を使用している。

こうした漁具は若年魚を含むすべての魚を一網打尽にすることで禁じられている。また一部の漁師はThionexやThiodenなどの毒物を使用する。これらは人体にも危険である。これにより漁師等は心無き無能者に成り下がる。医学の世界ではその危険性について認識している。これらに種の薬は男性の機能障害に用いられる。こうした危険のある薬物で獲られた魚が湖の周辺で販売されている。こうした魚ははるか遠くのダルエスサラームにも来ている。誰もが安全とはいえない。

こうした漁業者は経済活動の妨害要員であり、彼らのトラックは停止されるべきではないか。おし違法操業が完全に停止されたなら湖の消失魚種を回復することは可能である。しかし誰がこの非道な犯罪活動をとめることが出来るのか?当局は被害を抑えるために入札の際に彼らの活動をr監視してはいる。しかしその効果はどうなのか?漁は沖合いで深夜にランプを手にして行なわれる。結局のところパトロールグループが漁民と共謀し目をつぶる場合もある。

またべつの問題として湖のケニアやウガンダ領域での違法操業もある。ビクトリア湖のほとんどの魚種は人が決めた国境に関係なく広がっている。タンザニアでの保護を魚は享受しても肴はそのあと他所へ移動するかもしれない。この異常事態は修正されるべきである。

巨大フンボルトイカが南カルフォルニア水域に

2013-01-25 00:00:05 | 水産・海洋
サンデイエゴ発:巨大フンボルトイカが南カルフォルニア水域に出現し数百尾が遊漁者によって漁獲された(1月6日AP)

釣り人らは日曜日夜Oceansideから4海里のところでフンボルトイカ200尾を釣った。
イカは数日前に海面で目撃された。ボートのキャプテンによるとメキシコ国境からオレンジ郡のDana Pointに広がっているという。イカは潮汐に乗ってくる豊富なオキアミを餌としていて暗くなると表層にやってくる。 フンボルトイカはジャンボイカやジャンボトビイカとも呼ばれその墨で自らを守る。

魚に毒を入れて孫が死亡

2013-01-24 00:03:21 | 
強烈な老女がその孫をしに至らしめ他に昏睡者がでている。イエメンの西の港町Hudiedaでのこと(1月2日Albawada)
その老女は極端に近所の犬にイラつき毒を与えようと決めた。老女は毒物を魚につめて揚げ物にした。この魚を持ってとおりに出ずに台所を離れた。魚料理のにおいにつられ二人の孫が台所に入り、この毒入りの魚を食べた。そのうちの一人はたちまち死亡、もう一人の孫は意識を失い病院に搬送された。

たった一尾のクロマグロが100万ポンド以上に

2013-01-24 00:02:02 | 水産・海洋
スシの需要が資源を枯渇させ続けている。昨日、東京築地市場でのクロマグロの競り値が100万ポンド以上をつけた(1月6日AP)

前年の最高値に対して3倍以上の値段であった。これに対し環境保護主義者らはスシ需要の拡大により資源が急速に枯渇すると警告している。東京築地の初競では東北で漁獲されたマグロが1.55億円の値をつけたと市場関係者のヤギ・リョウジ氏はいう。柔らかなピンクや赤い色の魚肉がスシやサシミ用として賞賛される。トロと呼ばれるクロマグロの脂のある最上の部分は東京のスシ店では1貫2,000円(15ポンド)になる。

日本人は世界のクロマグロ漁獲の80%を食べている、多くの漁獲が日本の消費に向けて出荷される。競に勝ったスシザンマイ・チエーンを展開する喜代村のキムラ・キヨシ社長は 「価格は少し高い」 「でも日本を元気つけたい」と共同通信に語った。彼はこのマグロを昨日顧客に提供した。

木村氏は前年の初競でも5640万円のクロマグロを落札したが、それは新年の始まりの景気付けであり広告宣伝にもなっている。高値は必ずしも魚の高品質を反映しているというものでもない。この値段から換算するとキロアタリでは70万円、ポンドあたり£2,242 となる。太平洋、インド洋、及び大西洋の3種のクロマグロ資源は乱獲のためにここ15年間減少している。(以下省略)

アイスランドは漁業国として世界第19位

2013-01-24 00:01:22 | 水産・海洋
FAOの新しい統計によれば2010年時点でアイスランドは世界19位にランクされた(1月4日Icelandreview)

またアイスランドは欧州諸国の中では第二位を維持その漁獲量は1,063,467トンで対前年比で0.8%減少した。

世界の総漁獲量は2010年8950万トンで対前年比で0.75%減少、およそ100万トンの現象となった。この中の最大漁獲は太平洋のペルーで漁獲されるアンチョビーが占めている。

中国の漁獲が世界第1位で漁獲量の3分の一を占める。欧州で最大の漁業国ノルウエーは世界第10位である。ところがアジアはこの第一次産業部門の就業者が最も多いが、一人当たりの生産量は2.4トン、これに対し欧州は一人当たり24トンとなっている。養殖部門はその生産格差が大きく、インドは一人当たり2トンに対し、ノルウエーは172トンとなっている。FAOによればこうした数値は漁業活動の近代化のレベルや小規模漁業の社会的役割を反映しているという。

世界の魚類生産の4割は生鮮状態で販売され、41%が冷凍もの、残りが乾物や食用として加工され、その残りがフィッシュミールや魚油に向けられる。魚類は世界人口に16%相当の動物たんぱく質を供給している。

250万ドルの沈船遺物引き上げ   ベトナム

2013-01-24 00:00:44 | 亜細亜海道
Quang Ngai省当局は400億ベトナムドン(US$1.9 million)を投じ700年前の沈船のサルベージを行なう。遺物の価値は540億ベトナムドン以上とみこまれている(1月3日TNN)

オンライン新聞VnExpressに対し省文化スポーツ観光局長のNguyen Dang Vu, は木曜日、この発掘回収にはおよそ600平方米の区域を対象としおよそ2ヶ月を要する。ここにはおよそ4万件の遺物が眠っていると見られている。引き上げられた遺物は競売にかけられる。沈船は14世紀の元朝の中国船とみられるが、これまでに遺物1点のみが回収展示されている。

Da Nang 当局によればこの発掘はBinh Son地区の漁民グループにより沈船が発見されてから4ヶ月以上が経過しているという。人々は遺物を得ようと現場に群がり警察と衝突している。11月には科学者らや当局による沈船調査を阻止しようとして扇動した8人を逮捕している。この船は沈む前の火災を歩こしたと見られている。

暴徒らは0警察に投石、立ち入り禁止の看板を破壊、警察車両をひっくり返し、当局者3人が負傷、3台の車とボート1隻が破損した。

トロール禁止で香港漁師の時代は終わった

2013-01-23 00:14:49 | 亜細亜海道
生活の糧がなくなった。本日以降香港水域での操業は禁止され地元漁船の漁業者らは困難な選択に直面している(1月1日SCMP)

漁師のKeung Pak-hoは8歳のとき初めて海に出た。父親を手伝い木造のサンパンを操った。14歳のときには熟練のエビ漁師として未亡人となった母親と兄弟を助けた。今65歳で二人の父親となった彼は40年以上続けてきた生活の糧を閉ざされる事実に直面している。政府によるトロール漁の禁止は昨日の深夜に発効した。彼の仕事や香港のアイデンテエテイと切り離されあることの出来ない漁業が歴史となった。

「自分が40年をかけて習得してきた技量が突然歴史となってしまうことはまったく残念なことだ」とKeungはいう。SCMPの記者は彼の最後の北東水域での操業に同乗した。「もう何年かの時間をくれれば魚を求める人々に貢献できるのに」と彼は言う。彼はその老朽化した漁船で本土水域での操業を考えている。

彼の漁船には彼の息子と妻を含め3人の乗り組がいる。彼らは調理や操船の助けをしている。トロール操業のサイクルはおよそ2時間、8つの網を海に入れひとつづつ船上に回収する。こうした作業には手順の理解が必要で、騒音のある危険な環境では言葉での会話は難しい。乗り組みは漁獲物の選別をしなければならない。カニやエビなど販売できるものを確保し、残りを海に戻す。操業サイクルの合間に乗り組みは狭い部屋で体を伸ばし休む。

このトロール禁止は納税者にとっては補償金17億香港ドルの負担となる。トロール操業による長期間にわたる資源の枯渇から資源回復が目的である。トロール操業は無差別に海の幸を収穫し、海底にダメージを与えるのだ。トロール禁止の理由を理解するに困難はない。以前は漁業者らは1メートルもの長さの褐帶石斑魚や100キロにもなるサワラをPo Toiの近くで獲ったり、珠江下流で2mのジャイアント・パーチを漁獲していたとBrian Morton 教授の海洋生態の本にのべられている。

警鐘は1998年には鳴らされていた。当局が香港水域の漁業資源について報告を行なっていた。17種類の魚が乱獲とされ、そのうちの5種マイワシ、シャコ、ミナミアカエビ、アカエビなどは完全に撮り尽くされた。警告はその後も繰り返された。地元漁船が海が供給できる漁の30%以上を乱獲していると報じた。政府統計によれば漁獲のピークは1980年代の24万トンでそれが2011年には17万トンと減少した。しかし、Keungのような漁業者らは資源枯渇は乱獲が原因ではなく、海の汚染が原因だとした。「Tai Poにはかつて70隻の漁船がいたが問題はなかった。魚屋エビはきれいな水であれば再び繁殖したので漁獲できた。今はトロール漁船は10数隻だが魚は戻っては来ない」と彼は言う。香港の1960年代の漁船の数は1万隻、そのほとんどが無動力であった。それが2010年に4,000隻に減少した。(以下省略)

Kedahでは魚不足    マレーシア

2013-01-23 00:14:10 | 亜細亜海道
ALOR SETAR発: ここ4日間の荒れ模様の天気により魚不足がおこりこの結果値段が高騰している。(1月4日thestar)

Kuala KedahのSeberang Kota漁民市場でいつも魚を買っているIshak Osman 60歳はグルクマ'kembong' (Indian mackerel)の価格がいつものキロあたり3,4リンギットから6,7リンギットに値上がりしたという。一部の魚商人は岐路10リンギットで売ろうと魚を押し付けていたが人々はけいえんしていたという。Bernama通信のチェックでも市場の魚の供給は不足していて 人々は他の魚同様Kembongを買おうと競い合っている。

漁民のMohammad Mohd Azhar 53歳は沿岸には魚がいないため漁師は沖合いに出なければならない。このため燃料を消費するので魚は高く売らねばならないという。また一部の漁師は悪天候で沖合いに出ることをためらっているという。

写真:魚が売切れてしまった屋台