memories on the sea 海の記録

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香港のフカヒレ輸入は減ってはいない

2013-09-29 00:14:45 | 
Sophie le Clueは数値が示されているような急速な減少は見せていないという。政府は歓迎すべき動きをして入るが香港は依然主要な仕向け先の位置にある(9月19日SCMP)

最近、香港への輸入が減っているという持続的な主張を聞いている。しかし、その多くの地元あるいは海外メデイアによる報告は疑わしく、誤報である。それにより現実についての混乱を招いている。フカヒレ業界は30%あるいは70%も減ったという主張をしているが、それらは誇張されている。統計局のセンサスによれば2011年から2012年の輸入は19.8%減少したことが明らかにされている。2011年までの15年間、フカヒレ輸入は比較的安定していてもちろん変動はあるものの毎年1万トンとなっている。

2012年の輸入が1162トンと最近報告された。2012年の数値は誇張された減少である。これがひろく報道されているがこれは輸入の際のフカヒレ製品についての分類コードによるものであろう。多くの漁のフカヒレが以前は稀にしか用いられなかった分類コードで扱われ、全体の数字の報告から除外されている。

減少はキャセイ航空のような主要航空会社によっても見られた。昨年12月にはフカヒレのm輸送を禁止する措置もとられた。しかし香港のフカヒレの輸入の15%が空輸によるものであり、大半は依然海上輸送による。2012年の減少にもかかわらず、香港はその主導的かつ歴史的な立場を維持し世界の半分を輸入している。需要と消費が減退しているという良いニュースが広範に伝えられている。悪いニュースとしては海にサメが少なくなったということで、この情報は研究者による非常に現実性の高いものである。(以下省略)

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