魚の誤表示が常態化している ニューヨーク

ニューヨークのレストランや食品店の５店のうち3店で誤表示が行なわれている。多くの場合健康上の問題を引き起こす品が販売されていることが調査の結果判明した（12月11日AP/FOXNEWS)

海洋保護グループのOCEANAによれば、正しい表示のものは39％に過ぎなかった。調査結果によれば：
-81件の再販店のうち58％で誤表示が見つかった。
-小型マーケットの場合は偽物の率が40％と明らかに高い。これに対し国内に販売網を持つ店の場合は12％であった。
-16軒のスシ店は100％後表示であった。
-Tilefish（アマダイ）はFDAが水銀含有率が高いことから食べてはいけないリストにあげているが赤いタイやオヒョウと表示されていたものが見つかった。
-94 percent of the “white tuna”と表示されていたものの94％はまったくマグロではない。これはescolarアブラソコムツであった。少量を食べても下痢を起こす危険性がある。
-赤いタイとして売られていた13種はテイラピア、ホワイトバス、アマダイ、オーシャンパーチなどでタイよりも価値の低い魚のであった。

ニューヨークの誤表示率は他の都市に比べて高い。マイアミは31％である。しかしボストン(48 percent) ロスアンゼルス (55 percent)よりは低いという。