memories on the sea 海の記録

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揚子江の魚の生態系は崩壊寸前

2013-09-02 08:54:36 | 亜細亜海道
水力発電所建設や過剰な漁獲など揚子江の上流部での人間の活動により魚の生態系g崩壊寸前の状態にあると最近お報告がつたえている(8月19日TFSND)

研究者らはこの河川全体の禁漁の開始を示唆、中国の”母なる河”の保護にむけての国内法の制定が、極端な減少を見せている漁業資源のために必要という。4大主要魚種の数は1950年代の300億尾から今は1億尾となり、魚種は143種類が17種類にまで減少したと農業部傘下の揚子江漁業資源委員会とWWFによる報告がなされた。この報告は6月に5つのショウレベルの12日間におよぶ調査によるもので、これには政府機関やNGO団体からの32人の研究者らが参加した。

この調査は揚子江上流部の湿地帯、水棲生物の多様性、水環境について初めて行われたものであるとWWFが報じている。魚の数の急速な減少が見られる中、すでにスナメリfinless porpoiseなどのいくつかの種が絶滅したと揚子江漁業資源委員会のZhao Yiminはいう。 川沿いの窮状は大衆の関心を呼んでいない。「大衆は鮮魚を毎日市場で買うことが出来る。彼らは状況がいかに深刻か理解していない」とZhao。「元になる種は減少している。養殖業の持続不可能な開発や脆弱な生態系が原因である」といい、ただちに対策をとらなければ中国の漁業資源は干上がるという。この報告は水力発電の乱開発とずさんな取締りがこの悲惨な状況の背景にあるという。国家のエネルギーア政策により揚子江の2308kmと長い支流の金沙江では100kmの間に25箇所の水力発電所が存在あるいは建設中であるという。

これらが完成すればその発電能力は三峡ダムの4つ分に相当するものとな。「こうした開発は河川を分断し、水棲環境を完全に変え、魚種と水質に計り知れない影響を与える」とZhao氏はいう。環境法は電力設備は建設にかかる前に影響移管する査定を実行することが定められているが、ほとんどのプロジェクトではこの査定が行われていないという。雙江口Shuangjiangkou水力発電所の場合2011年い建設が開始されその2年後に影響査定が通過したという。この調査に参加した上海の復旦大學Chen Jiakuan教授は1950年代には4.5億トンの砂が揚子江下流に流れていた、それが現在は1.5億トンであるという。「sy名は貯水池に沈殿する, それにより水質を悪化させる。また魚の環境を変化させる」という。

また水力発電により水温と川の流れが変化し河川や従来からの陸上の植物や動物を損なうという。また乱獲により生態系が維持できる量を10万トンも超える漁獲がなされているという。(以下省略)

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