30,000トンの化学物質を積んだ外国船を救助 ベトナム

 タンカーChemroadは30000トンの工業用化学物質を運びケイマン諸島から来たが、浅瀬からの脱出に成功した（7月3日VNN)

ベトナム中南部ベトナムのブン・トゥアン省の暴風対策捜索救難運営委員会は昨日、タンカーがビン・トゥアン省のプーキー島に安全に移動した語った。化学物質30,000トンと燃油オイル700トンを積んだタンカーChemroad は6月10日にシンガポールから中国へ向かう途中で突然、プーキー島の南に28海里に迫った。

船は荒れた海で横に傾き、その船首は岩の上に横たわった。 さらに悪いことに、タンカーには2つの穴があり、簡単に火災や油漏れの危険があった。運輸省は関連機関にタンカーのオーナーと連絡を取って救助措置を取るよう指示した。 船長は、ベトナムの水域で深刻な汚染を引き起こす可能性があるため、船舶を解放するために化学物質をを解放しないように要請された。

6月15日から26日までのあいだに、船上にある化学物質が船首から他の場所に移され、船首の浮力を増した。パナマ船籍のの石油タンカーSun Mercuryは、7月1日に傾斜した船に船に近づいた。7月2日には3万トンの化学物質のうち約8,000トンがケーマン船からパナマのタンカーにSun Mercuryに移送された。