少年は貧しい家計のため川底からコインを集める インド

Rohit Kumar少年はこのところ学校には行かず、川堤にすわり、コインを”漁獲”する。（12月19日BBC)

11月28日以降、10歳のRohit Kumarは夜明けから日暮れまでインド東部のBihar州のGandak川の堤に座り、磁石をつけたロープで川底からコインを集める。

彼は数百人に及ぶコイン集め少年のうちの一人で、アジアで最大規模といわれるひと月におよぶ家畜の祭典Sonepur祭りの見物客や信者が川に投じたコインを集める。カラフルな合成繊維のロープにリング状の磁石を取り付けた重い道具立てでRohitは毎朝５時から夕刻の5時まで働く、だから学校には行けない。「毎日100ルピー($1.83; ￡1.14)から110ルピーを稼ぐと母親は喜ぶ」と Rohit。

彼の父 Shatrughan Singhは日雇い労働者で稼ぎは少年の額と同じという。少年は集めた金のすべてを両親に渡す。こうして６人の家族の生計を助ける。Rohitが川岸でこの仕事を始めたのは２年前、他の少年たちの行動見てからのこと。「とても面白い。どうすればよいかを彼らから学んだ」と彼は言う。彼は10ルピーを母親から借り、夕方には倍にして返す。（以下省略）