memories on the sea 海の記録

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トルコの水産物市場成長にはマーケテイングと訓練が必要

2016-08-02 00:07:17 | 

トルコでは魚がますます人気を得ている。しかし市場成長のためにはさらに消費者情報が必要である。(7月15日TFSND)

その理由はトルコ水域での長きにわたる乱獲、控えめな養殖業、水産物へのアクセスが限られていることと、この国が輸入に依存しているためである。増加するトルコの人口はより健康な食に関心を持ち、水産物輸入市場の成長の可能性がある。

過去数年間の統計を見ると、生鮮サーモンの輸入が成長を見せた。このことはトルコ料理で人気のあるグリルに向くことの証左でもある。さらにスシのトレンドも始まりここにノルウエーサーモンがその主要な材料となっている。

ノルウエーの漁業研究所Nofima はトルコでの市場チャンスに着目、冷凍魚よりも鮮魚輸出の機会が大きいとみている。ところがあトルコでは魚に関する知識が乏しい。市場の成長のためには訓練とマーケテイングが必要であるとしている。「沿岸からどのくらいの距離に居住しているかによってさまざまであるが、年間一人当たりの魚の消費量はわずか6kgに過ぎない。この値はノルウエーの年間40kgに比べるとはるかに少ない」とNofimaの研究者Gøril Voldnesはいう。

「魚に対する知識不足で脂のある魚と乳製品の食べ合わせが危険で、死を招くという迷信まである。消費拡大のためには新の食べ方の提供により消費者を促す必要がある」という。

 


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