フィリッピンが2隻目の艦艇を派遣 中国とのにらみ合いで

フィッリッピンと中国は木曜日時点では外交的解決を続けている。しかし、一方でマニラは2隻目の船を南シナ海の現場に派遣した（4月12日VOA）

フィリッピン外務省報道官のRaul Hernandezは沿岸警備隊の船が問題のScarborough 岩礁に派遣されたという。フィリッピンの北西端から230㎞の位置にある。この船は米国で建造された軍艦Gregorio del Pilarに合流する。中国監視船2隻が中国漁民が逮捕されるのを阻止している。
両国ともに外交的に状況打開を図りたいと望んでいる。しかし両国とも主権維持のために次の手を打つと主張している。フィリッピン外務大臣のAlbert del Rosario は中国大使のMa Kequingと交渉を続けていると発表。

ところで中国漁船はいったい何の漁をしているのか？ようやく写真とコメントで様子がつかめた：フィリッピン軍がこの岩礁で発見された8隻の漁船を検問しているところ。漁船というより運搬船で、船倉にある2枚貝はシャコガイGiant Clamであるという。