memories on the sea 海の記録

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増加する死傷事故は商業船の増加が要因と   

2015-02-16 00:02:49 | 海事

IHS Maritime & Tradeの分析によると海運および客船部門の死傷事故は世界の海運船舶の増加が背景にあるという(2月5日SNT)

昨年、1630件の死傷事故が報告された。これは2013年の1,489件にくらべて10%の増加である。
IHSは今年はさらに1484隻が2014年の商船42,604隻に加わるという。「この傾向は毎年およそ3%ずつ増加し、2020年には50,000隻をえるであろう」という。

アナリストは分析者は海事事故は海上通商が盛んな欧州とアジア太平洋地区に集中しているという。IHIのデータによれば通商海運の事故の数は毎年増加し、英国島嶼と北海ではここだけで19%増加、地中海東部と 南シナ海ではそれぞれ12%ずつ増加していると。

昨年は対前年比で23%の船舶衝突事故が増加した。通航の頻繁な南シナ海がこの中で事故が最も多い。アナリストのGary Liは「世界の海運通商の増加はもちろん喜ばしいことではあるが、それは海員の安全とともにあるべきである。死傷事故の中で全損による損失が減少していることは良い傾向ではある」と。

Mr Liは船齢もまた重要な要素である「カナダ、ロシア、五大湖などでの事故の場合はそれらの船齢は28-31年となっている。 統計的に見て客船のリスクも高いのはより多くの乗船者がいるためであるぞ。2014年には418嫌悪死傷事故が報じられたが、2013年に比べて108%となっている。


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