memories on the sea 海の記録

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西アフリカの欧州漁船

2012-03-07 00:00:17 | 水産・海洋
EUとギニアビサウは政府間漁業協定を延長した(2月21日ロシア漁業者新聞)

この協定に基づきEUはギニアビサウ共和国の経済水域内での操業に年間920万ユーロ(1220万ドル)を支払うことになっている。EU委員会によればこの総額の3分の一はギニアビサウの漁業支援政策に充てられるという。新しい協定の期限は3年間で2012年6月15日に更新される。現在のEUの支払金額は750万ユーロである。

西アフリカ諸国とEUの協力でEU漁船、主にスペイン、フランス、ポルトガル漁船の操業が許可され、領海水域でマグロ、貝類、エビの漁獲を行う。この協定に基づき欧州船主は入漁料をギニアビサウに支払う必要がある。まき網やマグロはえ縄船は漁獲物1トン当たり35ユーロ、エビは307ユーロ、甲殻類229ユーロなどとなっている。

ギニアビサウの経済は漁業とカシューナッツ栽培が基幹である、これらによる収入が予算全体の4割を占める。協定の延長にともないさらなる管理手段の改善強化のために共同調査委員会を立ち上げるとなっている。また電子ログによる漁船管理も行われる。また協定には人権についての条項も含まれている。

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