memories on the sea 海の記録

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パイロット死亡、乗組員3名負傷 – ロシアのミサイルがフィリピンのばら積み貨物船に衝突 

2023-11-15 12:25:46 | 海事

パイロット死亡、乗組員3名負傷 – ロシアのミサイルがフィリピンのばら積み貨物船に衝突 

更新: ボスポラス海峡監視団のコンサルティング会社も、遭難した船はKMAX RULERであると特定しています。

公式発表やメディア報道によると、11月8日、ロシアのミサイルがオデッサ地域(オデッサではなく、おそらくオデッサ近くのユジヌイ港)に入港しようとしていたリベリア船籍の貨物船に命中し、橋と上部構造物に重大な損傷を与えた。 残念ながら、乗っていたパイロットは死亡し、フィリピン人乗組員3名が負傷した。 船名は明らかにされておらず、AISの地図とデータによると、オデッサ地方のウクライナの港に寄港するすべての船舶は、セキュリティ/安全上の理由からAIS送信機のスイッチを切っている。

公開された写真とドナウデルタ付近の船舶(ウクライナに寄港しようとする船舶が通常待機する場所)の船舶を分析したところ、過去 24 ~ 48 時間(協定世界時 11 月 9 日午前 130 時現在)AIS がオフになっていたため、被害を受けた船舶はほとんどの場合、 おそらく、フィリピンのケープサイズばら積み貨物船 KMAX BULKER (IMO 9436642、重量 91800)。 彼女は中国行きの鉄鉱石の貨物を積むことになっている。 もちろん、船のIDはまだ確認も反駁もされていないが、一般的に、遭難した船の名前を隠すのは不必要に慎重な措置であるように思われる。

おそらく、ばら積み貨物船のいわば巻き添えで、はぐれミサイルだったとも言えるかもしれないが、戦争は戦争、侵略は侵略で、何の正当性もない。 「国益」や「国民を…から解放する」というくだらないことでは、10月7日に行われた方法や、貨物船への致命的なミサイル攻撃による無実の民間人の犯罪的殺害を完全に正当化することはできない。

(Nov.09-2023M<B)