ロシア政府は、2030年までに年間約70万トンの魚介類を生産することを目指し、同国の水産養殖産業を強化する計画を発表した。(7月10日TFSND)
この計画は、先週、ロシアの農業副大臣Ilea Shestakovと国営の連邦漁業庁(Rosrybolovstvo)の会長によって発表された。 彼は、南部連邦区は、商業養殖 業の年間産出量の点で第1位であると述べた。 国の南西部に位置し、ロストフ、アストラハン、クラスノダール、カレリア、ムルマンスクの各地域で構成されており、養殖産業は年間生産量が最大であると、副大臣は述べている。
当局の今後の目標の中には、ロシアのチョウザメ生産量を年間約180トンに増やすとともに、世界のブラックキャビア市場におけるシェアを15%に引き上げることも含まれている。2017年、ロシア当局は、地元企業による水産養殖投資の共同資金調達を目的として、4億ルーブル(6百万ユーロ)に近い金額を割り当てる予定である。魚や水産養殖業者は、飼料や設備を購入するための資金を申請することができる。
さらに、Rosybolovstvoは、Shestakovによると、地元の魚や水産養殖業者に資金を申請することを奨励したいので、2018年に利用可能な資金を増やすことを検討している。「2015年には、水産養殖分野における科学研究のための資金拠出計画を開始した」と述べた。「国家機関が実施する科学的研究は、エンドユーザー、団体、企業との提携の下でのみ行うことができる仕組みを作った。「これは非常に重要なこのなので、私は養殖業者らこの機会に注意を払い、科学者と密接に協力するように頼んでいる」と彼は付け加えた。