10日午後、青森県の沖合で9日から連絡がとれなくなっていた青森県の漁協に所属するイカ釣り漁船が転覆しているのが見つかった。海上保安部は、行方がわからなくなっている乗組員4人を捜索している。(2月10日NHK)
第2管区海上保安本部によると、青森県八戸市の八戸みなと漁業協同組合に所属するイカ釣り漁船「第七十八正栄丸」(19トン)が9日午後4時ごろ、秋田県男鹿市の沖合を航行中に、連絡を取ったのを最後に連絡が取れなくなった。
海上保安部が、航空機で捜索したところ、10日午後2時前、青森県大間町の沖合およそ7キロの海上で、転覆しているのが見つかりました。第七十八正栄丸の乗組員4人全員の行方がわからなくなっていて、海上保安部が周辺の海域を捜索している。
行方がわからなくなっているのは、いずれも青森県八戸市に住む榊俊宏さん(53)と河村憲之さん(45)、それに、いずれもインドネシア国籍で石川県輪島市に住むハリス・クリスティアントさん(24)と、ムハマド・レストゥ・ディオ・インタン・スヘルランさん(21)の合わせて4人。
八戸みなと漁業協同組合によると、第七十八正栄丸は9日午前9時に山形県の酒田港を出港し、八戸港に向かっていたということ。