memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

ペルーのトラウトが日本市場に

2017-02-22 09:19:42 | 

一年の始まりのこの時期にペルーからのサーモントラウト“salmon-trout”が初めて大阪豊中市のマルヤス・スーパーに登場乗した(2月8日SfS)

日本の消費者は、チリからの通常の「サケ・マス」のラベルが間違っていると容易に推測したかもしれない。この魚は、アンデス山脈の高い標高のチチカカ湖で養殖されている。 そして、タイミングは日本への紹介のためにちょうど良いようだ。

 “Salmon-trout” は日本での和製英語で日本語はニジマス、日本人にはなじみののある養殖rainbow である。ニジマスは銀鮭と一緒に、元来、チリの大西洋サケの大部分が感染性サーモン貧血(ISA)で撲滅された後、2007年に日本や他の場所で導入された。その危機と2003年の研究論文、「太平洋サーモンの感染性サーモン貧血ウイルスに対する相対的抵抗性」 (Rolland and Winton, 2003)はいくつかの種のニジマスと太平洋サーモンがこのウイルスの保菌者となりうるが、どちらも耐性であり、ISAの陰性症状を示さないと。

このISA耐性は、チリのより多くの銀鮭と海洋産のニジマスに多様化をもたらした。日本の消費者は特に彼らの好みのマスを見つけ、他のサケよりも好む傾向がある。「“salmon-trout”という言葉は、日本人がサケの代わりに自由にマスに切り替えるこことを導く助けとなっている。しかし、この選好を確立して、チリはもはや日本の需要を満たすことができない。現在、中国、ロシア、ブラジル、米国からのマスの需要が高まっており、高価なアトランティクサーモン^の代用品としても使用されている。(中略)

日本市場に2016年に参入したのはPisces Peru Trout者であり、同社はすでにCanada,  U.S., Norway, Sweden および Franceに輸出している。

日本への販売は2014年は,3.91億円 (USD 3.4 million, EUR 3.1 million)で数量は390トンであった。

 


貨物船が運航不能に   カナダPort aux Basques沖合

2017-02-22 09:19:06 | 海事

カナダ沿岸警備隊が2月6日貨物船Thorco Crownから救援要請を受けた。現場はPort aux Basquesの沖合32浬。本船はアルゼンチンからMontreal に向かっていたもの。警備隊の船"Sir William Alexander"によれば乗組員や環境に対しての差し迫った危険はないため様子を見守っているという。(2月8日SNT)


クルーズ客船BalmoralはGijionに避航

2017-02-22 09:18:37 | 海事

"Balmoral" は2月6日El Musel に到着、その後本船はFinisterre沖合の悪天候のためGijónに避航することを余儀なくされた(2月7日SNT)

本船はSouthamptonからポルトガル領のMadeirに向けていたもの。本船乗客は1093人そのほとんどが英国人。乗組みは529人。いったん船はEl Musel に向けると伝えていた。ここはGijónの中心である。予期せぬこの客船来航にベルギーのバルクキャリア "Mineral Ningbo"は、Arcelorの鉄鉱石150,000トンを持ち、港にドッキングする予定だったPort Cartierから、代わりに港外に投錨を余儀なくされた。